ミュージシャン・ASKA（65）が21日までに自身のブログを更新。12日に61歳で亡くなったシンガー・ソングライターのKANさんから“託されていた”ものについて語った。
ミュージシャンのASKA
ASKAは「Fellowsも、そして一般でブログを読んでくださいましたみなさん、『木村和』（KANさんの本名）への弔いを、ありがとうございました。『X』も、KANへのメッセージでいっぱいです。みんなから愛され、親しまれ、多くのミュージシャンからは才能を讃えられて逝っちゃいました」と故人をしのぶ。
また「あいつが、『メールでポン』して来た未完成作品、今、スタレビの『根本要』とその作品を形にすべく電話で話をしました。あいつ、やるよなぁ。死して、新曲がクレジットされるのだから。しかも、生前のボーカル付きで。AIではなく、KANの生声ですからね。作品にしますね」と、KANさんから未発表曲を受け取っていたことを明かしていた。
「普通、ミュージシャンが作りかけの楽曲をポンと誰かに送ることなどしません。『この曲、一緒にやりましょう』なども、なかったんだから。送っておいて、勝手に死んで・・・。これ、完成させないわけにはいかなくなったじゃないか。そして曲につけてあった歌詞のテーマが『申し訳ありません』だもん。ほんとだよ、仕事増やしやがってさ。完成させますね」と決意をつづっていた。
ネット上では「魂の付き合いだよね」「なんだか泣けてきた…。ASKAさんとKANさんが親友だったんだね」「たぶんKANさんはこれからも音楽に専念するASKAさんでいてほしいと願いを込めて送ったんだと思う」「やはりこういう形で、音楽で残してくれたんですね・・」といったコメントが寄せられていた。
