
約1億5000万年前に生息していたとみられる恐竜の骨格がフランス・パリのオークションに出品されることになりました。2億円近くの値段になると予想されています。
ロイター通信によりますと、「バリー」と名づけられたこの恐竜は、草食の「カンプトサウルス」で、約1億5000万年前のジュラ紀後期に生息していたとみられます。
骨格は高さ2.1メートル、体長5メートルで、保存状態が良く、頭の部分は9割以上、他の部分は8割以上の骨が残っているということです。
「バリー」は、1990年代にアメリカ・ワイオミング州で発掘され、名前の由来にもなった古生物学者のバリー・ジェームスによって2000年に復元され、2022年までアメリカに保管されていました。
10月20日に、パリのオークションに出品されることになっていて、最高で1億9000万円の値段がつくと予想されています。(ANNニュース)