【中田良弘氏の眼】阪神 今こそ超積極的野球見せて

【中田良弘氏の眼】阪神 今こそ超積極的野球見せて

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2022/09/23
No image

投手陣の練習を見る矢野監督(撮影・田中太一)

阪神は23日、CS進出を争う広島戦(マツダ)に臨む。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は、CS進出に向け「残り4試合こそ、超積極的な野球を見せてもらいたい」と訴えた。

◇  ◇

阪神はCS進出に向けて厳しい状況に置かれているけど、残り4試合こそ、超積極的な野球を見せてもらいたい。

同点で迎えた21日・広島戦の七回の攻撃。1死から糸原が四球を選んで熊谷が代走で出た。だが、近本、大山と続く場面で、熊谷が盗塁を仕掛けることはなかった。

ひとつも落とせない試合が続くことに加え、チームはここまでに26度の完封負けを喫するなど、打線がつながりを欠いていることは明白なのに、ベンチは代走を送り込むことで策を打ったとし、後の攻撃を選手任せにし過ぎているのではないだろうか。

打線がつながる確率が低いからこそ足で好機を拡大し、ヒット1本で得点できる状況を整えるべきではないのか。右中間、左中間を破った時に生還できるだけの代走では、宝の持ち腐れと言われても仕方がない。

チーム106盗塁はリーグトップだが、相手が『ここで動かれたら嫌だな』という場面で仕掛けて決めた効果的な盗塁がどれだけあったか。阪神は押せ押せの場面での動きは目立つけど、劣勢や均衡した場面での積極的な仕掛けは少ないように感じる。

今更ながら、矢野監督は捕手出身。動くことで配球が変わり、相手バッテリーに考えさせることができることを身をもって知っているはず。勝つのがベスト。負けたとしても、よくやった、よく戦ったと納得できる野球をファンは望んでいる。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加