変わる高齢ドライバーの免許更新 改正道路交通法が施行 秋田

変わる高齢ドライバーの免許更新 改正道路交通法が施行 秋田

  • 秋田テレビ ニュース
  • 更新日:2022/05/13

改正道路交通法が13日施行され、一定の違反歴がある高齢ドライバーが免許を更新する際、「運転技能検査」を受けることが義務付けられた。2019年に東京・池袋で親子が犠牲になるなど、高齢ドライバーによる重大な事故の発生を受けた対策の一つ。

対象となるのは、免許更新時の誕生日から160日前までの過去3年間に、スピード違反や信号無視などの交通違反をしたことがある75歳以上のドライバー。

過去に違反をした高齢者が免許を更新をする際、これまでは「認知機能検査」と「高齢者講習」だけだったが、今回の改正で、実際に車に乗って「運転技能検査」を受けることが義務付けられた。この検査は、免許更新の期間内であれば何度でも受講することができるが、合格できなかった場合、免許証を更新することができない。

「運転技能検査」とはどのようなものなのか。

検査が実施されるのは運転免許センターなどで、検査項目は5つ。「指示された速度で走行できるか」「適切に一時停止することができるか」「信号機に従って停止できるか」「しっかりと右左折ができるか」「段差に乗り上げるなど運転操作を誤った場合、即座に対応ができるか」が検査される。

秋田県警察本部によると、2021年の1年間に発生した75歳以上のドライバーによる交通事故は158件。3人が亡くなり、185人がけがをした。

高齢者の免許返納の必要性が叫ばれる一方で、買い物や通院など生活に車が欠かせない人が多いのも現実。

秋田県運転免許センターの相原和彦次長は「自分の身体能力や病気の関係で、このまま運転免許を持っていていいのかという相談が毎日のようにくる。全国でも有数の高齢化が進んでいる秋田県で、この法を的確に運用するなどして交通事故防止を図っていきたい」と話す。

今回の改正では、自動ブレーキなど安全運転を支援する装置を搭載した「安全運転サポート車」の限定免許制度も始まり、免許返納だけでなくサポートカーに限って運転を継続するなど選択の幅が広がっている。

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