中国「岸田総理のやり方は非常に良くない」ペロシ下院議長の訪台が日中関係にも影響

中国「岸田総理のやり方は非常に良くない」ペロシ下院議長の訪台が日中関係にも影響

  • テレ朝news
  • 更新日:2022/08/08
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4日に来日したアメリカのペロシ下院議長は、5日朝に岸田総理と会談し、台湾海峡の平和と安定の維持のため、日米で緊密に連携していくことを確認しました。

一方、ペロシ議長の台湾訪問直後から始まった中国の大規模軍事演習は、5日も続いています。

現職のアメリカ下院議長の台湾訪問で、メンツを潰された中国。軍事力アピールに余念がありません。

中国人民解放軍・金宗大隊長:「我々は台湾海峡で遠距離火力の実弾演習を無事に終了させ、予期していた効果が得られた」

「ミサイルの1つは台湾の上空をまたいだ」と、中国軍の少将は誇らしげに解説します。

中国人民解放軍・孟祥青少将:「今回の実弾演習は、完全に成功したと言える。我が軍の遠隔射撃システムは、台湾全島を射程に収める。好きな時に、好きな方法で、好きな場所を狙って攻撃を仕掛けることができる」

怒りを買った当の本人は、アジア歴訪最後の地、日本で岸田総理と朝食を共にしていました。

岸田総理:「今般の中国側の行動は、地域および国際社会の平和と安定に深刻な影響を与えるもので、軍事訓練の即刻中止を求めた、こうした旨を述べさせてもらった。台湾海峡の平和と安定を維持するため、引き続き日米で緊密に連携していく、これを確認をした」

今回の旅を総括したペロシ氏は「台湾の現状変更を試みるものではない」としながらも、中国へのメッセージを忘れませんでした。

ペロシ下院議長:「下院上院とも、民主党と共和党を問わず、台湾の現状維持の立場を圧倒的に支持している。中国のミサイル発射は恐らく、私たちの訪問を言い訳にしている。中国が台湾を孤立させることは認めない」

これに対して、中国はさっそく、ペロシ氏への制裁を発表しました。

また、アメリカに対しては、軍の高官協議のキャンセル、捜査協力の一時停止など、8項目の対抗措置を決めました。

中国・王毅外相:「アメリカは中国との約束を破り、台湾海峡の情勢を悪化させました。中国が揺るぎない対応をする、これは当然です。中国の立場は正当で合理的で合法です」

ペロシ氏を受け入れた国に対しても、中国は怒りが抑えられません。

5日のASEAN外相会合。会場に入った王毅外相は、林大臣と目を合わせようともしません。

日本政府関係者によりますと、この後、林大臣の演説が始まったタイミングで、王毅外相は退席したということです。

中国外務省・華春瑩報道局長:「日本政府のリーダーは、台湾問題に関するやり方が非常に良くないです。中国国民の強い不満を引き起こしました。岸田総理はペロシ議長との会談で、非常に良くない発言をしました。日本は中国の主権を侵害し、アメリカの行動を見ようともせず、公然と後押しをしています」

中国軍の少将は、今回の演習の区域に関して、こんなことも言っていました。

中国人民解放軍・孟祥青少将:「6つの区域を見れば、北側は沖縄に近く、南はバシー海峡を抑えており、つまりバシー海峡を封鎖できるということです」

中国が海洋進出を繰り返す南シナ海の入口、バシー海峡とともに、日本や沖縄の在日アメリカ軍なども対象にしたものとの見方を示しました。

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