子どもに嘘はNG!? 「歯医者=怖い」イメージを変える方法

子どもに嘘はNG!? 「歯医者=怖い」イメージを変える方法

  • It Mama
  • 更新日:2017/09/14
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出典:https://www.shutterstock.com

わが子のお口の中にむし歯を発見!

「早く治してあげたい。でも子どもって歯医者さん怖がるし嫌がる。一体どうすればいいのかしら?」と悩んでいるママも多いのではないでしょうか。

歯医者さんは、未来を創る子どもたちが、健康な歯でよりよい人生を送ってほしいと願っています。

そのため、“怖いイメージ”を持つのではなく、正しい知識を持って早めに歯医者さんに行ってほしいのです。

今回は歯科医である筆者が、子どもが安心して歯医者さんに行くようになる方法、また“痛い・怖い”と思われがちな歯医者さんが行っている工夫や技術をご紹介します。

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騙して連れて行くのはNG!子どもが安心して歯医者さんに行く方法は?

口の中は自分では見えません。

そのため、治療中も「何をされているかわからない=怖い」と頭の中で想像がふくらんでしまうようです。そんな子どもには、歯医者さんで子どもがリラックスできるようにしてあげましょう。

たとえ小さな子どもであっても、「大丈夫だよ。歯医者さんは〇〇ちゃんの歯を元気にしてくれるんだよ」と、きちんと説明してあげてください。

「公園行こうね」などと嘘をついて歯医者さんに連れてくると、ますます嫌がることもあります(※1)。

子どもが不安そうにしていたら、大好きなぬいぐるみやミニカーを持っていくと、それをギュッと抱いて安心するようです。

待合室では、ママが優しい雰囲気で絵本を読んであげたり、おもちゃで遊んであげたりすると、子どもの気持ちも落ち着きます(※1)。

「一緒にがんばろうね」と応援してあげましょう。

実は、今はママが子どもの頃と違って痛くない施術の工夫や技術がありますし、小児歯科では怖くない治療も色々と工夫されています。

次に、最近の歯医者さんの“痛くない工夫や技術”についてお話します。

「痛い・怖い」を感じさせない歯医者さんの工夫や技術3つ

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(1)初期虫歯は「再石灰化」をトライ!

今はごく初期の虫歯は再石灰化することをまずはトライして、いきなり削ることはあまりありません。

また、使う材料も改良されており、“なるべく健全な歯質は削らない”という傾向にあります(※2)。

乳歯や根が未完成の永久歯(幼若永久歯)では、神経に近いほど深い虫歯の場合は、いきなり神経を取ってしまうのではなく、神経を保護する薬をのせて経過を見ていくこともあります(※3)。

もちろん、痛みが出た場合などは早急に神経を取る根管治療が必要です(※3)。

乳歯で神経を取ったとしても、永久歯の神経は別に存在していますので安心してください。それよりも、放置することで永久歯まで影響が及ぶ方が大変です。

「どうせ抜ける歯」と思わず、乳歯の虫歯もきちんと歯医者さんで治しましょう。

(2)針を刺す前に「表面麻酔」で痛みを和らげる

麻酔は針を刺すときに、痛みを感じやすいです。

その最初の痛みを和らげる工夫として、“表面麻酔”という粘膜の表面にジェル状の麻酔薬を塗ってから針を刺すこともあります(※4)。

また、最近は“丈夫で細くてキレの良い針”が開発されて、昔のようにブスっと刺さる痛みはかなり軽減されました(※4)。

さらに、麻酔薬の温度が低いと痛みを感じることがあるため、麻酔薬を温めておくといった温度管理もされていることが多いです。

麻酔薬を入れる速さも速いと痛いと感じることがあるため、ゆっくり麻酔薬を注入する工夫もあります。特に電動式注射器は麻酔を入れる速さも調整することができます(※4)。

これらによって、昔に比べはるかに浸潤麻酔は痛みを軽減する工夫やテクニックが増えているんですよ。

(3)麻酔は怖くない!歯医者さんは工夫している

予防接種でもわざわざ針先や注射を子どもに見せて行うお医者さんはいません! 注射は子どもの目に触れないように工夫している歯医者さんが多いと思います。

例えば、好きなテレビ番組やキャラクターの話をして、子どもの意識が注射からそちらの話に向いた時に注射をするという経験はありませんか? それと同じ配慮がなされています。

さらには前述のような電動式注射器は、ピンクなどカラフルな色で形も注射には見えない器械です(※4)。

このように、麻酔をする際に子どもが恐怖心を抱かないよう工夫されています。

(4)虫歯治療は大きく穴が開く前に早期発見するのがベスト

最近では、虫歯治療に使う材料も良質なものが開発され、歯に穴が大きくあく前に早期発見・治療をすれば、痛みもほとんどありません(※2)。

痛くないように済むためにも、虫歯が大きくなる前に受診することがポイントです!

いかがでしたか?

ママが歯医者さんの施術方法を知っていれば、子どもに「今は痛くないように歯医者さんも工夫しているんだよ」と説明できますし、ご紹介したような声かけなどのリラックス方法を実行すれば、子どもに「歯医者さんは嫌なところじゃなくて、歯を元気にしてくれるところ」とわかってもらえるでしょう。

お子さんの歯の健康を一緒に守っていきましょう!

【参考】

※ Olesia Bilkei , Studio Romantic / Shutterstock

※1…これからの小児歯科医療と保健 – 日本小児歯科学会※2…むし歯 – 歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020※3…緒方克也・進士久明編(2000)『かかりつけ歯科医のための小児歯科マニュアル』(医歯薬出版)

※4…歯科麻酔 – 歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020

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