自殺したアイドルの遺族によってブラック過ぎる労働環境が浮き彫りに 今後芋づる式に告発が続く?

  • リアルライブ
  • 更新日:2018/10/12

愛媛県を拠点に農作業もするアイドルグループ「愛の葉(えのは)Girls」のメンバーで、今年3月に自殺した大本萌景さん(当時16)の遺族が11日、都内で会見を行い、同グループが所属していた「hプロジェクト」の代表取締役社長らに対し、総額約9200万円の損害賠償を求める訴訟を愛媛・松山地裁に起こすことを正式に表明したことを、各スポーツ紙などが報じている。

各紙によると、会見を行ったのは母・幸栄さんと姉・可穂さん。

幸栄さんは、「最愛の娘を失った。『怖い』の意味を教えてほしい」。可穂さんは、「何が妹をここまで追い込んだのか。真実を知りたい」とそれぞれ涙ながらに訴えたという。遺族側の弁護士は、「所属会社側は安全配慮義務に違反していた」と述べた。

幸栄さんによると、萌景さんは、物販などイベントで約22時間の労働を強要されたこともあったとか。
今年1月に萌景さんがグループのリーダーになると、パワハラが悪質になり、イベント終了後の終礼で4時間やり直しをさせられるなどしたという。

そのため、グループからの脱退をスタッフに訴えたところ、代表取締役から「愛の葉Girlsを辞めるなら1億円を払え」と言われたのだとか。自殺の当日には、この取締役について「怖い」と話していたという。

所属事務所の代表取締役は、各メディアに対し、「追い詰めていたとは感じていない。これまでもあったことを伝えてきたし、これからもそうするつもりだ」と反論している。

「メジャーなアイドル以外は今回、遺族が告発したのと似たような労働環境のはず。今回の件をきっかけに、労働環境の法整備をしないと、また同じような悲劇が起こりかねない」(芸能記者)
司法がどのような判断を下すかが注目される。

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