ゲーム脳の最終形態「FPS脳」がヤバすぎる! 脳が縮み、うつ病・PTSD・アルツハイマー病リスクを爆アゲ!(最新研究)

ゲーム脳の最終形態「FPS脳」がヤバすぎる! 脳が縮み、うつ病・PTSD・アルツハイマー病リスクを爆アゲ!(最新研究)

  • TOCANA
  • 更新日:2017/08/11
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画像は「Thinkstock」より引用

一昔前、ゲームをプレイすることで脳が認知症患者のような状態になるとする「ゲーム脳」という言葉がマスメディアで盛んに報じられた。当時の教育者に支持されたこともあり、世の親御さん方も子どものゲーム使用時間を制限するなど、社会現象にまでなったが、後に様々な研究者から批判に遭い「疑似科学」と認定されてからは、急速に衰退していった。

■シューティングゲームが引き起こす「FPS脳」とは?

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Official Call of Duty®: WWII Reveal Trailer「YouTube」より引用

だが、海外では今もゲームが脳に与える影響が精力的に研究されており、その悪影響が徐々に明らかになりつつある。そんな中、今回カナダのモントリオール大学が、長時間ゲームをプレイすることにより、アルツハイマー病のリスクが高まるという、「ゲーム脳」そっくりの症状を突き止め、大きな話題となっている。

英紙「Daily Mail」(8月8日付)などによると、FPS(ファースト・プレイヤー・シューター)に代表される暴力的なシューティングゲームを長時間プレイすることで、脳のニューロン活動が低下、灰白質が減少し、アルツハイマー病のリスクが高まることを突き止めた最新の研究が、医学ジャーナル「Molecular Psychiatry」に掲載されたという。

モントリオール大学の研究者らは、100人の被験者に、一人称視点の人気シューティングゲーム『Call of Duty』、『KILLZONE』、『Borderlands 2』を計90時間プレイさせ、脳に見られる変化を調査。その結果、記憶を司るとされる“海馬”の灰白質が減少していることが判明。メカニズムの全貌は明らかになっていないが、一説では、ゲーム中に刺激される脳の尾状核と呼ばれる部分が使われることで、海馬の細胞が失われ、サイズが縮んでしまうとのことだ。面白いことに、シューティング要素を含まない3Dの『スーパーマリオ』シリーズを90時間プレイした被験者の海馬では、灰白質がむしろ増加していたという。

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画像は「Daily Mail」より引用

「テレビゲームは、特に視覚的な注意や短期記憶など、ある種の認知系に有益だと考えられてきましたが、海馬への影響という点に関して、なんらかのリスクがあるかもしれないということも行動学的な証拠から指摘されてきました。そのため、今回我々はアクション系のテレビゲームを習慣的にする人の脳をスキャンし、包括的な神経イメージ研究を行うことにしたのです。そして、習慣的なプレイヤーの脳には灰白質が少ないことが明らかになりました」(モントリオール大学グレッグ・ウェスト教授)

■アルツハイマー病のリスクも

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画像は「Medical News Daily」より引用

これまで、あらゆる種類のテレビゲームは脳機能の向上や短期記憶の増強に寄与すると考えられてきたが、今回の研究により、少なくとも暴力的なシューティングゲームに関しては、脳に悪影響を与えている可能性が示唆されたと言えるだろう。

海馬は空間記憶を司る脳の部位で、過去の経験を想起する際に極めて重要な役割を担っている。そのため、複雑な交通網を暗記し、日々思い起こしているロンドンのタクシードライバーは、海馬のサイズが通常よりも大きいと言われている。研究者らによると、海馬が縮小すると、うつ病、PTSD、アルツハイマー病といった脳疾患のリスクが高まるとのことだ。

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画像は「Thinkstock」より引用

一方、英・オックスフォード大学のアンドリュー・プシビルスキ教授は、同研究が統計学的に不十分であると指摘、小さいスケールの結果から推測された“騒々しい研究”であり、読者をミスリードする、極めて問題のある研究だと批判している。いずれにしろ、今回の研究を皮切りに、さらなる研究が世界中で行われることだろう。果たして「ゲーム脳」は本当なのか? 今後の研究に期待しよう。
(編集部)

参考:「Daily Mail」、「Medical News Daily」、ほか

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