ビッグマック考案者、98歳で死去

ビッグマック考案者、98歳で死去

  • WSJ日本版
  • 更新日:2016/12/01
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マクドナルドの人気商品ビッグマックを考案したマイケル・デリガッティ氏が、28日に死去していたことが分かった。98歳だった。

デリガッティ氏はピッツバーグ近郊にあるマクドナルドのフランチャイジー(加盟店)を経営しながら、より大きくインパクトがある商品を開発しようと試行錯誤。1965年にビッグマックを考案しその後店で販売したところ、商品は瞬く間に全国で人気を集めていった。ビッグマックは新商品投入で顧客にアピールするファストフード業界の潮流のはしりとなった。

親族によればデリガッティ氏はピッツバーグ郊外のフォックスチャペルにある自宅で亡くなったという。

ビッグマックのアイデアが浮かんだのは1965年だが、商品として初めて販売したのは1967年のこと。ビーフパティ2枚に少し酸味のあるソース、レタス、チーズ、ピクルス、そして玉ネギを合わせ、ごま付きのバンズは3枚にしてサンドイッチにした。ビッグマックが全国展開されたのは1968年。現在は約5ドル(約570円)で販売されているが、当時の価格は45セントだった。それまでマクドナルドのメニューはハンバーガーやポテトとドリンクなどに限られたものだったが、ビッグマックの登場後は商品の多様化が進むことになった。

デリガッティ氏はビッグマックについて、ライバルのファストフード店が販売する二段重ねのハンバーガーからヒントを得たと後に明かしている。1993年のロサンゼルスタイムズとのインタビューで、同氏は自分が「電球を発明したわけではない」とコメント。「すでに存在していた電球を、私はソケットに入れただけだ」と話した。

デリガッティ氏の息子マイケルさんによれば、マクドナルド本部は当初ごま付きのバンズを3枚に切り分けて使うことに反対したという。しかし間に挟むバンズがなければ商品の質が落ちると考えたデリガッティ氏は、本社の意向に反対してビッグマックを完成させた。

より健康的で新鮮とされる商品をライバル社が投入する中で、近年ビッグマックの人気は陰りを見せマクドナルドも顧客を呼び戻すことに苦労をしている。今年7月、ある加盟店経営者は「ビッグマックはその魅力は薄れつつある」と他の経営者向けのメモに書き、ミレニアル世代のうち5人に一人しかビッグマックを食べたことがないと指摘している。

デリガッティ氏は1918年8月2日にピッツバーグ郊外にあるユニオンタウンで誕生。父親は靴直しの職人やお菓子などを作って生計を立てていた。第2次世界大戦中は欧州戦線で戦い、帰国後はカリフォルニアのドライブイン・レストランなどに勤務。息子2人と孫2人もマクドナルドのフランチャイジーで、一家はペンシルベニア州西部にあるマクドナルド21店舗を経営している。

デリガッティ氏はビッグマックの売り上げから特別な報酬を受けたことはなく「飾り額をもらっただけだ」と過去に話している。

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