死産の悲しみも「私の母乳を役立てて」 赤ちゃん6人に60リットルを与えた女性(米)

死産の悲しみも「私の母乳を役立てて」 赤ちゃん6人に60リットルを与えた女性(米)

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  • 更新日:2016/10/20
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死産の悲しみを乗り越え、母乳をほかの赤ちゃんに与える女性(出典:http://www.goodtoknow.co.uk)

アメリカからハートブレーキングな話題が飛び込んできた。不幸にも死産のためわが子を抱くことが叶わなかった女性が、「少しでも役に立てれば」と自身の母乳をほかの赤ちゃんに与えていた。「まだ若いのになんという博愛主義。なかなか真似できることではない」と称賛の声が集まっている。

妊娠6か月まであとわずかという19週に、赤ちゃんを包んでいる絨毛膜と羊膜が細菌感染症を起こす「絨毛膜羊膜炎」に見舞われ、死産となっていた米ニューヨーク州在住のウェンディ・クルス=チャンさん。赤ちゃんは男の子で“キリアン”君と名前も決まっていたという。その腕に可愛いわが子を抱くことが叶わないまま、残酷なことに3日もすると彼女の胸からは母乳があふれ出てきたという。

深く落ち込んでしまったウェンディさんだが、ある時ふと気持ちを切り替えた。「この悲しい経験をもっとポジティブなものに変えなければ。母乳を必要としている赤ちゃんたちに飲ませてあげたら喜ばれるのではないか」と考えるようになったというのだ。彼女はその時のことを「私たちの人生は時々とても酸っぱいレモンの味がすることがあります。でも努力次第でそこから美味しいレモネードを作り出すこともできるのです」とインスタグラムに綴っている。

特に“初乳”と呼ばれる黄色みを帯びた濃い母乳には大変な栄養素が詰まっている。ウェンディさんは迷うことなく搾乳を開始した。新生児のママがそうであるように、彼女の搾乳も3~4時間おきと夜もロクに眠らぬ作業であったという。そんな彼女に助けられたと感謝する母親は6名。母乳が出ない、出づらいという彼女らに代わり、3か月間で2,000オンスという目標を超す2,038オンス(60.27リットル)もの母乳を赤ちゃんたちに与えたのであった。

流産、死産、常位胎盤早期剥離、そして超低体重児の出産につながる「絨毛膜羊膜炎」を避けるためにも、妊婦が特に注意したいB群レンサ球菌感染症(B群溶血性連鎖球菌感染症)。B群レンサ球菌自体は腟、直腸、膀胱、肛門などで確認される常在菌で、健康や免疫の状態に問題がなければ特に悪さはしない。膣内の検査を行ってくれる病院もあり、陽性と判明した場合にはペニシリンの投与などが行われる。

次こそはきっと自分の赤ちゃんを抱っこすると決意を新たにし、後ろ髪を引かれる思いの中でウェンディさんは断乳に成功。すでに再びの妊娠の準備にはいっている。「可愛い赤ちゃんたちの成長に触れることで、キリアンを亡くした私の心の痛みもどんどん癒されていきました」とウェンディさん。絨毛膜羊膜炎が繰り返されることを防ぐため、これから1か月にわたりペニシリン療法を受ける予定だ。

出典:http://www.goodtoknow.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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