「まるで土石流のようだった」 住宅土台ののり面が崩落、住民ら避難

「まるで土石流のようだった」 住宅土台ののり面が崩落、住民ら避難

  • 朝日新聞デジタル
  • 更新日:2022/05/14
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"山の斜面に立つ住宅ののり面が崩落した=2022年5月13日午前8時33分、長崎市戸町3丁目、田井中雅人撮影"

長崎県長崎市戸町3丁目で12日夜、住宅の土台となるのり面が崩落した。近隣住民が避難を余儀なくされ、丸一日たっても帰宅できない状態が続いている。

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「自宅周囲の崖が崩れ、家の外に出られない」。住民から119番通報があったのは12日午後7時5分ごろ。現場に駆けつけた消防隊員らが閉じ込められていた住民2人を救出した。住宅の土台となるのり面が崩落。市防災危機管理室によると、同日夜は近隣住民を含む6世帯11人が市立戸町小学校に避難した。修復作業などの見通しはたっていないという。

土砂で自宅の小屋がつぶされ避難した阿部宣康さん(75)は「まるでテレビで見た熱海の土石流のようだった。グアーッという音がして、土砂が崩れ落ちてきた。そのあとガスのにおいがした」と振り返った。

戸町3丁目自治会の下道正義会長(70)によると、今回崩れた石垣とのり面に面する里道は、9年ほど前からひび割れや陥没が目立っていた。自治会が市に要望し、里道については修繕工事が行われたが、ひび割れを繰り返していたという。

自治会では昨年5月に再度、里道の補修を要望。市の担当者が現場を訪れ、地下調査の必要性についても話し合っていたが、結論が出る前に今回の事態が起きたという。

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