
新潟県上越市大島区で山菜採りをしていたとみられる80代と70代の夫婦の行方が25日から分からなくなっていましたが、26日午後5時までに2人とも発見・救助されましたが、夫が死亡しました。警察によりますと、目立った外傷はないということです。
行方が分からなくなっていたのは、上越市に住む85歳の男性と75歳の妻です。警察によりますと2人は、25日の夜になっても帰宅しなかったことから、家族が警察に届け出ました。26日午前11時前、上越市大島区菖蒲の山中で、警察が2人が乗っていた車を発見。付近を捜索したところ、保倉川沿いで捜索中の新潟県警のヘリコプターが午後4時半ごろ、75歳の妻を発見し救助したということです。警察によりますと、命に別状はないということです。
その後、午後5時15分ごろになって、85歳の夫も沢で見つかり救助されましたが、死亡が確認されました。
75歳の妻は「一緒に山菜採りに入ったが、夫と途中ではぐれてしまった」などと話しているということで、警察が当時の状況などを詳しく調べています。