LiSA、「アニソン歌手と呼ばれたくない」葛藤した過去

LiSA、「アニソン歌手と呼ばれたくない」葛藤した過去

  • 週刊女性PRIME
  • 更新日:2020/11/20
No image

LiSA

日本中で一大ムーブメントを巻き起こしている、大ヒット作品『鬼滅の刃』。見ていない人に対して「見ようよ」などと押し付けてくる行為を意味する『キメハラ(鬼滅の刃ハラスメント)』なる言葉も生まれるほどになっている。

【写真】実写版の豪華“キャスト”候補一覧表と、芸能人の本気すぎる鬼滅コスプレ

原作漫画は史上最速で累計発行部数1億部を突破し、アニメも大ヒット。10月16日公開の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、公開から31日で興行収入は約233億円を突破、観客動員数は1750万人にまで到達した。

アニソンは「私のやりたい音楽じゃない」

そんな本作のアニメ主題歌『紅蓮華(ぐれんげ)』、また劇場版の主題歌『炎(ほむら)』を歌うのが、歌手のLiSAだ。

「3歳から母親の影響でピアノを始め、出身である岐阜県のミュージカル教室でレッスンを受けるなど幼少期から音楽に触れて育ちました。その後、バンドを結成し、ボーカルを担当。当時のバンドはパンクロック系の音楽でした」(音楽雑誌ライター)

21歳のときに上京し、いくつかのパンクバンドでボーカルを務めてきたLiSA。そんな彼女に転機が訪れたのは、'10年のことだった。テレビアニメ『Angel Beats!』の作中バンド『Girls Dead Monster』のボーカル役の歌唱パートに抜擢され、現在の『LiSA』名義でメジャーデビューすることになったのだ。

翌年のソロデビュー後はアニソン歌手としてのキャリアを築き、現在のような押しも押されもせぬ“アニソン界1”の人気アーティストになった彼女だが、それは決して望んでなったわけではなかったという。

「レコード会社に拾われはしたものの、ロックバンド・ロックミュージシャンとしては鳴かず飛ばずの状態が続いていたんです。そんなとき、所属レコード会社と事務所から“アニメの挿入歌を歌わないか?”と打診された、というのは有名な話です。LiSAさん本人は“私がやりたい音楽じゃない”と、最初のうちは頑として首を縦に振らなかったんです」(レコード会社関係者)

イベントで一緒になった共演者に相談していた

思い描いていた未来像とかけ離れていく現実に、周囲にも自分の葛藤をぶつけるようになった。

「本当はガールズロックをやりたかったはず。それこそ、彼女が好きなアヴリル・ラヴィーンみたいな。『鬼滅』の『紅蓮華』がヒットする直前まで、心のどこかでそう思っていたんじゃないかな。“アニソン歌手と呼ばれたくない”“本当にやりたいことなのかっていつも思う”と親しいスタッフにはよくこぼしていました。インタビュー取材でもそれを隠そうとしなかったので、よくスタッフからたしなめられてました(苦笑)」(当時を知る音楽関係者)

本人の思いとは裏腹に着実に人気を獲得し、現在では原作を連載していた『週刊少年ジャンプ』を読む少年少女はもちろんのこと、大人や高齢者にさえ知られるほどに“アニソン歌手”として知名度を上げている。

しかし、“本当にやりたいことは、これじゃない”という思いがそうさせていたのか、ソロになった直後は自身のパフォーマンスに自信が持てない日々が続いた。

「当時、よくイベントでご一緒することがあったのですが、共演者に“どうしてステージでそんな堂々とできるんですか?”なんて相談していましたね。本当に小さなステージで、相談相手も全然メジャーじゃないような人だったりしたのですが……。そんな彼女が今や『紅白』などの大舞台で、臆することなく素晴らしいパフォーマンスをしているところを見ると、何だか感慨深いですね」(別の音楽関係者)

昨年に引き続き、今年の紅白歌合戦への出場も正式発表された。2020年を彩った作品として、最高のステージを私たちに届けてくれるだろう。

週刊女性PRIME

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加