エレコム、キー操作の遅延を最小化できる磁気式ゲーミングキーボード

エレコム、キー操作の遅延を最小化できる磁気式ゲーミングキーボード

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  • 更新日:2023/09/19
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TK-VK600WH(ホワイト)

エレコム株式会社は、磁気式アナログ検知スイッチを採用した有線ゲーミングキーボード「TK-VK600WH」および「TK-VK600ABK」を10月18日に発売する。前者はカラーがホワイト、後者はブラックで、価格はどちらも2万2,980円。なお、直販サイトではすでに予約受付を開始しており、10月12日11時59分までの期間限定で1万9,980円にて販売する。

同社が2022年より展開しているゲーミングブランド「V custom」シリーズから投入する新型の65%ゲーミングキーボード。最大の特徴は磁気式アナログ検知スイッチを採用した点で、0.1~3.8mmの範囲であれば、0.1mm単位でアクチュエーションポイントを自由に設定できる。

加えて、キー入力時のストロークにリセットポイントが追従する仕組みとなっており、キーを戻し始めてからすぐに入力をオフにすることが可能。いわゆるRapid Triggerと呼ばれる機能に相当し、たとえば、歩いているキャラクターを素早く止められるなど、即座に次のアクションに移れるという。プレイヤーの思い通りの操作を実現できるとしており、リセットポイントまでの距離も0.1mm単位で設定ができる。

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アクチュエーションポイントは0.1~3.8mmの範囲で設定可能

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リセットポイントはストロークに追従。戻り始めてからキーがオフになるまでの距離も設定できる

応答性を最大限高める設定ができる一方、安定性を求めるユーザー向けに誤動作防止機能も用意。0~0.2mmでのオン操作、3.6~4mmでのオフ操作を制限することで、意図しない入力を防ぐ。

また、1つのキーに複数の操作を割り当てられる2ndアクション機能も搭載。浅く押し込むとゆっくり歩き、深く押し込むとダッシュするといったように、押し込む深さに応じて操作を変えることができる。

キースイッチはクリック感のないリニア式。ファクトリールブ済みで、箱型の軸によって押下時のぶれを押さえるBOXタイプとなっている。疲労感を押さえつつ、指に力を入れてから入力されるまでの体感的な応答速度を高めるため、押下圧はストロークが深くなるにつれて30gから60gへと徐々に重くなる設計とした。

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1つのキーに複数の操作を割り当てられる2ndアクション機能

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磁気式アナログ検知スイッチを搭載。押下時にぶれにくいBOXタイプ

なお、アクチュエーションポイントなどの各種設定は専用ユーティリティの「EG Tool」を通じて行なう。キーマッピングやRGB LEDバックライトのカスタマイズなども可能。本体のオンボードメモリに1プロファイル分の設定を記憶できるため、一度設定すればユーティリティの入っていないPCでもそのままの設定でキーボードを使用できる。

さらに、耐摩耗性の高いダブルインジェクションPBTキーキャップを採用。プロゲーマーを含むチームで開発した独自形状の「ネオクラッチキーキャップ」となっており、指に食いつきながらも離れやすい形状で、ゲームプレイ中に操作ミスをしにくいという。そのほか内部にはシリコン吸音パッドを2枚配置し、打鍵時の感触や音にも配慮した。

付属のパラコードケーブルは着脱式で、本体側のポートはUSB Type-Cとなる。加えて、ハブとして利用できるUSBポートも1基用意。2.4GHz帯の電波と干渉しないようUSB 2.0を採用しており、無線マウス用レシーバの接続も使える。

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ホワイトモデル

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ブラックモデル

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独特な形状のネオクラッチキーキャップ。キーによって微妙に凹凸の形状も異なる

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左側面

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右側面

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左側奥にはPCなどと接続するUSB Type-C。付属ケーブルはパラコード

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右側奥にはUSB 2.0ハブ

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裏面

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チルトも可能。1段階のみ

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専用ユーティリティからアクチュエーションポイントをはじめとしたさまざまなカスタムが可能

宇都宮 充

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