安治川親方、引退相撲を前に国技館を走り回る...仕事は朝7時45分の館内見回りから

安治川親方、引退相撲を前に国技館を走り回る...仕事は朝7時45分の館内見回りから

  • SmartFLASH
  • 更新日:2022/05/14
No image

五月場所後の5月29日(日)に、両国国技館で引退相撲をおこなう元関脇・安美錦の安治川親方(43)。引退から約3年が経とうとしているが、いまだにマゲは付いたままだ。引退直後の「新米親方」たちはどんな仕事をしているのか、聞いてみた。

現役を引退し、親方になると、まず配属されるのが「指導普及部・社会貢献部」という部署です。相撲の普及に携わるというのが基本ですが、本場所中のおもな仕事は「警備」です。

朝、国技館が開く前の7時45分から館内を見回りし、何か問題がないかを確認します。これは毎日ではないですが、持ちまわりでおこないます。問題がなければ、国技館を開けます。

【関連記事:現役力士、親方が次々と大学院生に…安治川親方「早稲田に入学した理由は」】

それからは、お客さんに何かあったときすぐに対応できるよう、国技館内の警備室で待機します。

その間、ほかの親方の手伝いなどあればなんでもやりますし、館内の見回りもおこないます。コロナ禍なので、マスクを着けていないお客さんがいれば着けてもらうようにお願いします。みなさん快く着けてくださいますよ。

あとは物販ですね。売店に立って記念品などを売るお手伝いもやります。見回りや物販の最中に、写真撮影を頼まれるときもあります。そういうときは、取組のじゃまにならないように気をつけながら応じることにしています。

ただコロナ禍なので、あまり密にならないように配慮しながら対応しています。握手もいまは、ご遠慮していただくことになっています。せっかく足を運んでいただいて、できるだけのことはしたいのですが、いまはこういう状況ですから……。

十両の取組以降は、東西の花道に座って警備することもあります。紺色のジャンパーを着た私たちが、テレビでよく映っているのを見た方も多いでしょう。

支度部屋の見回り担当もあります。いまはコロナ対応で、力士は支度部屋でのマスク着用が義務づけられているので、それが守られているかをチェックするんです。

場所中以外でもやることはたくさんあります。まずは、所属する部屋の仕事ですね。力士たちに稽古をつけたり、指導をしたり。相撲協会の行事もいろいろあります。防災訓練に救急対応の訓練、そのほかさまざまな講習会もおこないます。

これらは、横綱や大関であっても同じです。元白鵬の間垣親方も同じ仕事を担当していますよ。

やっぱり現役時とは、人間関係も大きく変わってきます。現役のときは話さなかった人とも、親方になって話すようになったことはけっこうあります。

現役時は対戦相手でも、いまは同じ相撲協会の人間として仕事をする。本場所を無事に終えることが、我々の大きな目標ですから、その目標に向かってみんなで協力しないといけない。そうなると当然、コミュニケーションも変わってくるんですよね。

※安美錦引退相撲の詳細はhttps://aminishiki.jp/。また、5月24日には『けっぱれ相撲道【安美錦自伝】』が発売

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加