ユーロ圏8月HICP改定値は前年比+5.2%、小幅下方修正

ユーロ圏8月HICP改定値は前年比+5.2%、小幅下方修正

  • ロイター
  • 更新日:2023/09/19

[ブリュッセル 19日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が19日発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値は前年同月比5.2%上昇した。速報値の5.3%からわずかに下方修正された。

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EU統計局が19日発表した8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値は前年同月比5.2%上昇した。写真はパリ近郊のスーパーマーケットで13日撮影(2023年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

前月比では0.5%上昇した。

エネルギーと生鮮食品などを除くコア指数の上昇率は前月比0.3%、前年比6.2%と速報値と一致した。

多くのエコノミストが注目しているアルコールとタバコも除いたベースでは前月比0.3%、前年同月比5.3%で、こちらも修正はなかった。

統計局によると、HICPの伸びはサービス価格の影響が最も大きく2.41%ポイント押し上げた。食品・アルコール・タバコの寄与は1.98ポイント、工業製品は1.19ポイントだった。一方エネルギー価格は下落し指数を0.34ポイント押し下げた。

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