この寒波で、宮城県内有数の渡り鳥の越冬地として知られる県北部の伊豆沼では、25日朝までに今冬初めてほぼ全面結氷しました。
【写真を見る】渡り鳥の越冬地「伊豆沼」今季初の“全面結氷”「沼が凍って雪が積って模様ができて鳥が固まってすごくいい」【最強寒波】
栗原市と登米市にまたがる伊豆沼です。渡り鳥の飛来がピークとなる中、午前6時半すぎ、沼で羽根を休めていたマガンが一斉にえさ場へと向かって飛び立つ光景が見られました。
神奈川県から訪れた人「良かった。きょうの一斉飛び立ち、最高。寒くても幸せ」
埼玉県から訪れた人「凍ってそこに雪が積って模様ができて、そこに鳥が固まってすごくいい」
県伊豆沼・内沼環境保全財団によりますと、伊豆沼では気温が急激に下がり始めた24日の午後から凍り始め、25日朝までにほぼ全面結氷しました。伊豆沼の全面結氷は今シーズン初めてということです。