『シマゾイ&エゾメバル』北海道室蘭市/室蘭港産~日本全国☆釣り行脚

『シマゾイ&エゾメバル』北海道室蘭市/室蘭港産~日本全国☆釣り行脚

  • 週刊実話Web
  • 更新日:2022/08/06
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日本全国☆釣り行脚 (C)週刊実話Web

寒いのと暑いのと、どちらが苦手か、なんて話題になることがあります。個人的見解ではありますが、冬の厳寒というのは「着れば何とかなる」ように思います(それでも厳しい時もありますが)。対して、夏の酷暑は脱いでも何ともならないように思います。全部脱いでフル○ンで釣りをすれば快適かというと、快感ではあるものの、やはり照りつける太陽と酷暑の下では厳しいものがあります。ということで、厳しい暑さから逃れるべく北海道に避暑の釣りへ行くことにしました。

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夕方発の飛行機にて夜の新千歳空港に降り立つと、内地と比べて格段に涼しく快適です。空港からはレンタカーに乗り、濃い霧に包まれて視界の悪い道央道を走ること約1時間半ほど。目的地となる室蘭港に到着すると、道中の高速道路ほどではありませんが、室蘭の港にも霧がかかっており、静かな水面と相まって何ともよい雰囲気です。白鳥大橋下の岸壁には、平日にもかかわらず、ロックフィッシュ(根魚)狙いとおぼしきルアーマンが数名、熱心に竿を振っており、〝ロックフィッシュの聖地〟といわれる室蘭だけに期待が高まります。

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日本全国☆釣り行脚 (C)週刊実話Web

広い岸壁なのでルアーマンたちから、かなり離れた場所で準備を進め、まずは安物のセット竿に市販の胴突仕掛けを結んで、岸壁の際を探ってみることにしましょう。エサのアオイソメを付けて、ゆっくりと足下に沈めていくと…グンッ! ギュギュンッ! オモリが着底する前にアタリがあり、向こうアワセでハリ掛かりです。そのまま巻き上げた仕掛けに付いていたのはエゾメバル。こちらでは夜釣りの定番と言える魚です。

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エゾメバル (C)週刊実話Web

贅沢な入れ食い続きに…

幸先のよいスタートに気をよくして、再び仕掛けを沈めると、またしてもすぐにアタリが出てエゾメバル。ガヤガヤと騒がしいほどに群れることから〝ガヤ〟という呼び名があるだけに、ここからは一荷(2本針に2尾)も交えてエゾメバルの入れ食いです。

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日本全国☆釣り行脚 (C)週刊実話Web

ワタクシも勝手なもので、あまりにも入れ食いが続くと、さすがに飽きます。「せっかくの室蘭なんだし、アイナメかシマゾイあたりが来ないものか…」といっても足下はエゾメバルの巣窟。そこで投げ竿を取り出し、エゾメバルの影響が薄そうな沖に仕掛けを投げてみることにしました。

1本針にアオイソメをたっぷり付けて、なるべく遠くに投入。三脚に竿を立て掛けて様子を見ますが、アタリはありません。「しめしめ、エゾメバルはいないな…」と思っていると竿先に付けた発光体が揺れ、激しく竿先が絞り込まれました。「ありゃ、ここもエゾメバルの巣窟か?」と竿を煽ると確かな重さを感じるものの、それほど激しい抵抗ではありません。手前に来るにつれて増す重量感に「エゾメバルではなさそう…」と、抜き上げた仕掛けに付いていたのはシマゾイです。

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シマゾイ (C)週刊実話Web

室蘭ではシマゾイの釣果もよく聞かれ、旨い魚でもあるので嬉しい1尾です。「もう一丁!」と、右手から延びる堤防に入れられたテトラのやや沖あたりに仕掛けを投じ待つことしばし。再び竿先が絞り込まれて、一回り小振りなシマゾイを追加。エゾメバルも含めて、これ以上は食べきれないことと、午前0時を迎えてライトアップされていた白鳥大橋も暗くなったことから竿を畳み、お楽しみの夜食を食べに向かうことにします。

魅惑の深夜喫茶で一服

向かった先は室蘭駅からほど近い繁華街にあるレストラン〝パーラーサトウ〟。1970年代の雰囲気を色濃く残す店内のソファでくつろぎ、旨いミートソースを味わい、そしてホットコーヒーで一服です。営業時間が22時30分〜4時30分と、深夜でも開いているので、室蘭で夜釣りの際には、こちらに立ち寄るのも楽しみの1つ。昭和ムード満点の静かな店内で嗜む、釣りの後の一服はまた格別なものがあります。

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日本全国☆釣り行脚 (C)週刊実話Web

さて、後日持ち帰ったエゾメバルは唐揚げに、そしてシマゾイは煮付けにして晩酌です。

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エゾメバルの唐揚げ(下)、シマゾイの煮付け(上) (C)週刊実話Web

美味で知られるメバルの仲間だけに、香ばしいエゾメバルの唐揚げにビールも進み、見た目に反して上品な風味のシマゾイの煮付けを2尾平らげて満腹。ロックフィッシュの聖地ゆえ、本格的な釣り師からしたら「小物に終始」な釣果と言えなくもありませんが、半夜でチョイと竿を出して入れ食いを楽しみ、魅惑の深夜喫茶でぜいたくな時間も過ごせたので大変満足でありました。

三橋雅彦(みつはしまさひこ)子供のころから釣り好きで〝釣り一筋〟の青春時代を過ごす。当然のごとく魚関係の仕事に就き、海釣り専門誌の常連筆者も務めたほどの釣りisマイライフな人。好色。

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