漫画家も太鼓判!新型「iPad」の便利すぎる手描き機能

漫画家も太鼓判!新型「iPad」の便利すぎる手描き機能

  • @DIME
  • 更新日:2019/06/23
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イベントと同時期に発表され、大幅な性能アップで注目を集めたのは、アップデートが3年半ぶりとなる『iPad mini』と、10.5インチ版の『iPad Pro』をリニューアルした『iPad Air』だ。ここでは、漫画家・岡崎能士さんが両機をチェック。サイズだけではない違いが見えてきた。

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漫画家 岡崎能士さん

テレビや劇場版のアニメになった『アフロサムライ』の原作を手がけたほか、『ニンジャバットマン』のキャラクターデザインにも携わるなど、マルチに活動。映画『サマーウォーズ』のアバターデザインも担当した。漫画家、イラストレーターとして世界的に活躍する。アメコミや『スター・ウォーズ』の大ファンで、作品に対する造詣は深い。

『iPad Air』はとにかく軽くて手描きの感覚も上々!

今使っている『iPad Pro』と『Apple Pencil』を仕事に導入したのは、映画『ニンジャバットマン』でキャラクターデザインを手がけていた2年ほど前です。3Dモデルのレタッチをするために、使い始めました。実際に触ってみたら手描きのフィーリングがすごく良くて。

例えば、メールで送られてきた画像を印刷してトレースし、その上に修正指示を入れるような作業を、今ではすっかり〝Pro〟ですませるようになりました。サイズは12.9インチで、机に〝固定〟し、自宅でしか使っていません。持ち歩くにはサイズが大きく、しかもちょっと重たい……。本当は打ち合わせに持参し、指示された修正をその場で反映させられると、仕事が早くて楽なんですけど(笑)。まさにそう思っていた矢先にApple Pencil対応の〝Air〟と〝mini〟が発表され、すぐに試したいと思っていました。

10.5インチの〝Air〟は、今使っている〝Pro〟に比べてかなり軽く感じますね。Apple Pencilの描き心地もすごくいい! 以前に9.7インチ版の〝Pro〟を購入してみて感じた、描画する際にApple Pencilの先端が〝沈む〟イマイチな感触は全くありません。そういったフィーリングって、些細なことなのかもしれませんが、絵を描く時には、結構大きなストレスになってしまうんです。〝Air〟はサイズもちょうど良くて、打ち合わせの時に持っていき、その場で絵を描いて見せるのにも向いてそう。

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コンパクトな『iPad mini』はメモ書きにピッタリ!

7.9インチの新しい〝mini〟もApple Pencilで描いた時に〝沈む〟感覚がありません。最初は画面が小さいかなと思ったのですが、意外と普通に描けますね。おそらくApple Pencilをしっかり認識して細い線も思いどおりに描けるからなんでしょう。それにしても〝mini〟は本当にちっちゃい! このサイズだったら、ちょっとしたメモ書きだったり、スケッチにも使えます。電車の中でふと思いついたアイデアを、日頃から紙のネタ帳に控えるようなことが、この〝mini〟とApple Pencilなら、もっと気軽にできそう。

どちらも魅力的で仕事がはかどりそうですが、個人的には、移動中でも気軽に使える〝mini〟が欲しいかも。電車の中でタブレットを使っている人みたいに「ふんふん♪」って顔をしながら、アイデアをスケッチしたいです(笑)。

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上位機『iPad Pro』と新しい2機種はここが違う

以下のように〝Air〟と〝mini〟は数年前からアップルで採用されているおなじみの仕様を継承。ホームボタンを省くなど、先進の仕様で設計された〝Pro〟とはかなり異なる。

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『iPad mini』『iPad Air』

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『iPad Pro』

コネクター

Android端末で標準化が進むUSB Type-Cは〝Pro〟に採用されたが、新しい〝Air〟と〝mini〟は、『iPhone』と同様のLightning仕様。

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Lightning『iPad mini』『iPad Air』

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USB Type-C『iPad Pro』

対応のApple Pencil

〝Air〟と〝mini〟が対応する第1世代とは異なり、第2世代はボディーをダブルタップすればツールの切り替えが可能な高性能仕様。

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Apple Pencil『iPad mini』『iPad Air』

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Apple Pencil(第2世代)『iPad Pro』

Apple Pencilの接続・充電

〝Pro〟は第2世代のペンを側面にタッチするだけ。〝Air〟と〝mini〟は第1世代のペンをLightningに差し込む必要がある。

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端子に直差し『iPad mini』『iPad Air』

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磁力で装着『iPad Pro』

IDの認証方法

〝Pro〟は『iPhone X』シリーズ同様に顔認証のFace IDを採用。対する〝Air〟と〝mini〟はホームボタンによる指紋認証のTouch IDを継承する。

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指紋認証『iPad mini』『iPad Air』

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顔認証『iPad Pro』

どこが新しい?何が進化した?『iPad Air』と『iPad mini』の新型スペックチェック

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アップル『iPad mini』

64GB Wi-Fi:4万5800円

64GB Wi-Fi+Cellular:6万800円

256GB Wi-Fi:6万2800円

256GB Wi-Fi+Cellular:7万7800円

約3年半前に発売された旧モデルの〝mini〟(第4世代)と見た目は同じだが、中身は完全に別物。パフォーマンスは8倍、グラフィック処理は9倍と、性能が上がった。画面の輝度が増して鮮やかになったほか、前面のFaceTimeカメラの画質も大きく向上している。

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アップル『iPad Air』

64GB Wi-Fi:5万4800円

64GB Wi-Fi+Cellular:6万9800円

256GB Wi-Fi:7万1800円

256GB Wi-Fi+Cellular:8万6800円

以前の10.5インチ型『iPad Pro』に外観は似ているものの、チップセットには最新の『iPhone XS』と同じ「A12 Bionic」を採用しており、処理能力は格段に上。より高速なLTEや、eSIMにも対応する。カメラは画素数が落ちたが、その分、背面は平らになった。

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〈岡崎’sCHECK!〉『iPad Air』と『iPad mini』で異なるふたつの新しいタブレット体験

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『iPad mini』

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『iPad Air』

Apple Pencilでの手描き

『iPad mini』これだけ軽いとメモ帳代わりに使えそう
『iPad Air』今使っている〝Pro〟の代わりに十分なりますね

どちらも画面が滑りやすく、その感覚に慣れる必要はありますが、画面が奥まった感じがない(フルラミネーションディスプレイ)ので、普段使う〝Pro〟に比べて遜色ないほどの描き心地ですね。〝Air〟はサイズが大きい分、しっかり描こうという〝仕事モード〟になりやすい。一方の〝mini〟は小さいので本気で仕事に使うよりも、あくまでも個人的なメモ書きやスケッチ向きかも。こうして比べると、サイズで思考が変わるのもおもしろいです。

Webブラウジング

『iPad mini』何かしら検索する時はこれくらいのサイズがいいかも
『iPad Air』細かい文字までしっかりと一覧できます

どちらも色温度などを自動調整するディスプレイなので、見やすいです。〝Air〟は画面が大きい分、視認性は上。Webサイトを閲覧するにはちょうどいい! 一方で〝mini〟はちょっと小さい……。ただ、資料の画像を検索するのであれば、このくらいがいいですね。画像検索の際に画面が大きいと目に入ってくる情報が多すぎる感じがして、逆に集中して見れない印象があるんです。操作のしやすさも小さい〝mini〟のほうがいいかなと思いました。

動画再生

『iPad mini』置いて観るにはこれくらいがちょうどいい!
『iPad Air』持って観る時に理想的なサイズ感です

大きさ的には〝Air〟がベターですね。ディテールまでハッキリ見えます。机上に置いて鑑賞するにしても、小さい印象は全くありません。映画の字幕も〝Air〟のほうが判読しやすいです。ただ、本体を手に持って気軽に鑑賞するなら〝mini〟のサイズが理想的かも。例えば、アニメの場合は登場人物に寄った絵が多いので〝mini〟ぐらいのサイズでも申し分はありません。凝縮してキュッと締まった感じの絵になるのもいいですね。

取材・文/石野純也

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