ゆとり世代を理解できない上司にささげる部下のタイプ別対処法

ゆとり世代を理解できない上司にささげる部下のタイプ別対処法

  • @DIME
  • 更新日:2017/09/17
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ミレニアル世代、ゆとり世代などの部下を持つ30~50代の上司にとって、日頃から「どう指導していいか分からない」「下手に怒るといつ辞めると言い出すか分からない」などの悩みもあるのではないだろうか。

一つの対策として、部下の普遍的なタイプを把握して、それぞれの特徴に適した方法で接するという方法がある。今、人材研修で実際に使用しているというその部下のタイプ別対処法を、株式会社リクルートマネジメントソリューションズの担当者に聞いた。

■部下を4つのタイプに分類

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株式会社リクルートマネジメントソリューションズによると、部下は次の4つのタイプに分類されるという。そして同時に苦手な仕事があるようだ。合わせてチェックしておこう。

タイプA「ドライビング」
~群れずに仕事をさっさと片付けていく「有能」な部下~

目の前にタスクが溜まっていることを嫌い、スピーディに仕事を処理していく。周囲からは有能な人と思われている。一方、目的志向の高さと集中力からとっつき辛い人と敬遠されることもある。

×苦手な仕事
目的を最短で達成したい合理的なタイプのため、目的が不明確な仕事や何となく進めていく会議などはストレスが溜まる。はっきりと物事を主張するため、周囲との軋轢を生むこともある。

タイプB「アナリティカル」
~職人気質で細部までこだわった仕事をする「緻密」な部下~

多くの情報を集め、丁寧に正確に仕事を積み上げていく。データが大好きで周囲からは緻密な人と思われている。一方、依頼されてもいない過剰な手間と時間をかけることもある。

×苦手な仕事
細かい抜け漏れやグラフやフォントのズレまで気になるため、丁寧だが、時間がかかることもある。ミスを恐れてチャレンジをしたがらない傾向にある。簡単に済ませるべき仕事に対しても過度な時間と労力をかけていることがある。

タイプC「エクスプレッシブ」
~人気があり職場のムードを作る「元気」な部下~

持ち前の明るさで周囲を明るくさせる。失敗を恐れずにチャレンジする突破力もある。

一方、勢いで行動して失敗することも多く、「お調子者」と思われることもある。

×苦手な仕事
細かく正確さを求められる仕事は苦手とし、ミスをしたり期限を忘れたりしてしまうこともある。

タイプD「エミアブル」
~人間関係を大事にする「温厚」な部下~

協調性が高く何事にも嫌な顔をせずに対応をし、「いい人」と呼ばれることが多い。一方、争いを好まず周囲に常に気を遣うあまり、「優柔不断」と思われることもある。

×苦手な仕事
責任が重く一人で決定しなければいけない仕事は苦手とし、プレッシャーをかけたり、詰め寄られたりすると萎縮してしまう。頼まれると基本断ることができないため、仕事を溜め込んでしまう傾向がある。

■部下のタイプ別対応のポイント

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自分の部下は、どのタイプに近いだろうか。それぞれの部下に対してシチュエーション別に対応のポイントを見ていこう。

●仕事を頼むとき

タイプA「ドライビング」な部下
仕事の目的、期日、達成基準、優先順位などを明確にして依頼する。依頼どおりに完了した「仕事」に対して褒めてあげると喜ぶ傾向にある。

タイプB「アナリティカル」な部下
じっくり考えられるように時間的な余裕をもって依頼し、中間で進捗を確認することも大事。細かく丁寧に検証をした「プロセス」を褒めてあげると喜ぶ傾向にある。

タイプC「エクスプレッシブ」な部下
この仕事にスゴい意味があること、期待していることを事前に伝える。みんなの前で大げさに褒めてあげると喜ぶ傾向にある。

タイプD「エミアブル」な部下
困ったときには上司がサポートしてあげることを伝えながら安心して仕事ができる環境を作る。チームでの仕事は仲間と一緒に褒めてあげると喜ぶ傾向にある。

●指示をするとき

タイプA「ドライビング」な部下
・興味は「結果」にあるので、期待できる成果を具体的に示す
・本論と関係がない話を嫌うので、前置きやプロセスは簡単に済ませる
「二つの案が考えられる。A案のメリットは…デメリットは…次にB案のメリットは…デメリットは…君はどっちで進める?」

タイプB「アナリティカル」な部下
•事実やデータを重視するので、過去の実績や他者の成功事例などを具体的に伝える
•計画的に行動したいので、プロセスやスケジュールも具体的にする
「参考になるのはこの事例だね(読んでいる間は沈黙)。(資料から目を離したら)詳しく説明しようか?」

タイプC「エクスプレッシブ」な部下
・新しいものが好きなので、提案内容が斬新であることを伝える
・「君なら絶対できる」「君だからできる」とおだてると、やる気は一段と上がる
「この方法はまったく新しいやり方なので、成功したらすごいよね、初めてだからこそ君がチャレンジすべきなんだよ」

タイプD「エミアブル」な部下
・人の評価を気にするので、周囲からも提案を評価されることを強調する
・人に役立つことを求めるので、「皆のためになる」と一言添える
「この方法はクライアントにも好評だと思うよ、実施されればお客様も必ず喜ぶよ」

●誉めるとき

タイプA「ドライビング」な部下
・「結果」を重視するタイプなので、成果や業績をストレートに誉めることが効果的
・その際、次のチャレンジ目標や魅力的な課題を与えること
「お客様のメリットを具体的に示しているのでお客様には伝わりやすくなっている。しかもお客様の売上に直結しそうだ」

タイプB「アナリティカル」な部下
・完璧主義者なので仕事の質とプロセスについて誉めると喜ぶ
・単に「すごい」と言うだけではなく良い点を具体的かつ客観的に伝えること
「君の提案はしっかりとした情報と事実から組み立てられていてわかりやすいね。期待できる効果も数値化されているのでお客様も理解できると思うよ」

タイプC「エクスプレッシブ」な部下
・自尊心をくすぐられるのが大好きなので、とにかく誉める(認める)
・周囲に注目を浴びるのが好き。特に地位の高い人に評価されると気分は盛り上がる
「君の提案は独創的で面白いね。部長も君のアイデアの豊富さには期待していると言っていたよ」

タイプD「エミアブル」な部下
・人の評価を気にするので、内容よりも、誰が誉めているかに力点を置く
・「いい人」でいたいので、周囲の人に役立っていることを伝える
「オーナーの○○さんが、君が細かいことまで相談に乗ってくれるのでありがたいといっていたよ。これからもよろしく頼むよ」

有能、緻密、元気、温厚…。部下のタイプによってタイプを臨機応変にうまく変えることで、部下の良いところを引き出すことができそうだ。そして何より、上司と部下のコミュニケーションがスムーズになる助けになると考えられる。ぜひ活用してみたい。

(取材協力)
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
3つの領域(人材開発、組織開発、制度構築)において、3つのソリューション手法(アセスメント、トレーニング、コンサルティング)をかけあわせ、企業の経営・人事課題の解決を支援するリクルートグループのプロフェッショナルサービスファーム。
https://www.recruit-ms.co.jp/

取材・文/石原亜香利

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