ファストフード的アプローチはNG。服でお金を無駄にしない方法

ファストフード的アプローチはNG。服でお金を無駄にしない方法

  • ライフハッカー[日本版]
  • 更新日:2017/10/12

服の試着にはたっぷり時間をかけて、洋服代にかなりのお金を使っているのに、いざクローゼットを開けてみると着たいものが全然ない、というジレンマに陥る人は多いと思います。これってお金の無駄でもあります。洋服を買うとき陥りやすい罠と、使ったお金以上のものを得る方法をご紹介します。

数より品質を重視して買う

つい手にしてしまうファストファッションですが、値段が安い服は、素材も縫製もチープなことが多いです。パーソナルスタイリストのKeila Tyner氏はQuartzでファッションへのアプローチを食べものにたとえて説明しています。

安い洋服をこぞって買うことは、カロリーばかりが高く、栄養はあまりない(=量が多く、質が低い)ファストフードを食べるのと似ています。手持ちのワードローブを考えてみましょう。何着持っていて、それぞれをどのぐらいの頻度で着ていますか? 恐らく、持っている洋服の20%ぐらいを着まわしているだけではないでしょうか。これでは、収納場所とお金をずいぶん無駄にしていることになります。

安物はすぐに使い古されて、くたびれていたり古臭く見えたりして、クローゼットを開いたときの選択肢から除外されてしまいがちです。そうならないために、服の枚数自体を少なく抑えましょう。年間の被服費を見てファストファッションに使う金額を合計したら、その金額で、もっと厳選して品質の良い服を買うようにするのです。

お金をかけずに、良いものを手に入れる方法

アメリカの平均的な世帯年収は、約5万ドル。年収の3%を洋服に使うと、1年で1500ドル、月にして125ドル使っていることになります。1着25ドルの低品質のファストファッションを買う代わりに、もう少し高い値段で品質の良いものを1着か2着買えるはずです。

Tyner氏はこうも言っています。これに関してはいくつか注意事項があります。1つ目は、品質の良いものは値段が高いものですが、パンツ1着に200ドル出せる人ばかりとは限りません。たとえ20ドルのパンツの10倍長持ちするとしてもです。高いお金を出さなくても品質の良いものを手に入れる方法はあります。古着屋やeBayで古着でも高品質のものが見つかるかもしれません。

掘り出し物を探す手間はかかりますが、ファストファッションでも掘り出し物を探すのにずいぶん時間を使いがちですから、結局は時間とお金を節約できて、品数は少なくても実用的なものをリーズナブルに手に入れることができます。

2つ目の注意点は、「高品質のものを買うのだから」という言い訳をして高いお金を払って不必要なものを買わないことです。これは、案外陥りがちな罠です。ファストファッションの魅力は、安いお金で衝動買いが思い切りできることです。いつも衝動買いしてしまう人が、同じ勢いで高品質のものを買おうとすると、被服費はどんどん高くなってしまうので注意が必要です。

サイズが合うものを買う

クローゼットに着るものが見つからない主な理由は、自分にぴったり合うものがないと感じてしまうから。もちろん着れないことはないのですが、着てみるとどうも似合わない感じがします。

パーソナルスタイリストのLauren Messiah氏は「着られることと体にフィットすることは違う」と以下の動画の中で語っています。

たとえば、ブレザーを選ぶとき。試着したときは似合っているように見えるけれど、実際に仕事関係のイベントなんかに着ていくと、周囲の人たちに比べて見劣りする…。それは、自分にどんなブレザーが合うのかわかっていないからです。Messiah氏は、この現象に関してこちらで解説しています。

ブレザーを着こなすには、肩幅があっていることが一番大切です。ですから、まず肩の縫い目を見てください。縫い目が自分の肩の端とぴったり合っているでしょうか。長すぎるようなら、そのジャケットは大きすぎるということです。これが、自分にあったサイズのジャケットを見分ける第一関門です。

次に、両腕で自分の体を抱きかかえるようにしてみてください。ちょっとぴっちりするぐらいならいいですが、あまりにもきつい感じがするようならダメです。

他にも細かい注意点はありますが、要は「着ることができるからといって、サイズが合っているとは限らない」ということです。ですから、時間をかけて自分のサイズに合ったものを探すようにしてください。参考になりそうなビデオを以下にリストアップしてみました。

身体にぴったりフィットするワイシャツを見つける方法

ジャストサイズのパンツを選ぶ方法

ジャストサイズのジーンズとは

サイズの合うブラを見つける方法

仕立屋に持ち込むのも手です。腕の良い仕立屋は、客がその洋服を着たときどう見えるか説明してくれ、お客に合わせて上手に手直ししてくれます。新しい洋服を買う前に、手元のワードローブを仕立屋に持ち込んでみてはどうでしょうか。着るものが何も見つからないなら、着られるように直してもらうべきです。

良い仕立屋を見つけるコツは、試しにあまり高くないアイテムを持ち込んでみること。自分にぴったりくるように上手に手直しできたら、本命の品を持ち込みましょう。

それから、試着室の鏡はあてになりません。客の姿が素敵に映るように設計されているからです。私は試着室の照明にだまされて、どれだけ無駄な買い物をしてきたことか。「このオールインワン、私に全然似合わないとわかっている、けど、すごく素敵。だから買っちゃおう」。結局一度も袖を通したことはありません。

むしろ、オンラインで買った洋服を自宅で試着して、合わないときは返品するのがいいと思います。私は、Trunk ClubStitch Fixといった洋服のサブスクリプション・ボックスも活用したことがあります。

自分のサイズや好みを伝えると、スタイリストが洋服を選んでくれて、送られてきた物の中で気に入ったものはキープして、残りは返却できます。たまに、サイズはぴったりでも型や色が気に入らない物が送られてきたりしますが、少なくとも、そのブランド名とサイズをメモしておけば、自分に合うものがわかってきます。

ライフスタイルに応じた服を買う

私はハイヒールが自分に向かないと認めるのに、ずいぶん長い時間がかかりました。約157.5センチの身長であればヒールを履くべきとも思うけれど、背が低いままでも楽なほうがいいです。でも認めたからと言って、山ほどヒールを買うのをやめたかというと、そうでもありません。ピンヒールを履いてディナーに行くような女子になりたいと思う。だけど、そんな女性になるまでは現実的な買い物をする必要があります。

Get Rich SlowlyコントリビューターのApril Dykman氏は次のように語っています。

自分のライフスタイルを考えましょう。

ライフスタイルによって服装のニーズは異なります。忙しいお母さん、妊婦さん、自宅勤務の人はそれぞれどんな服装でしょうか。年齢によっても違ってきます。30代と50代ではニーズが違うでしょう。実生活を考えず夢を追いかけてほとんどの洋服を買っていると、タンスの肥やしが増えるばかりで、着られるものは何も無い状態になるでしょう。

洋服を買うとき、私はいつも考えます。「今日私はこれを着るだろうか。手持ちのアイテムと合わせやすいだろうか」どちらの問いかけにも迷いなく「Yes」と叫べるなら、そのアイテムは「買い」です。

それから、あまりにも特別な機会にしか身につけないアイテムに関しては、再考の余地ありです。

Dykman氏が指摘するように、実際より夢に描いたような生活に基づいて洋服を買ってばかりいると、結局ワードローブは山のようにあれど、着るものが全然ないという状態になります。1足もピンヒールを買ってはいけないというわけではありませんが、靴箱をピンヒールだらけにするべきではありません。

洋服を買うときは、次のことを考慮しましょう。毎日どのような生活をしているでしょうか。似たようなアイテムが既にあるとしたら何着持っているでしょうか。どんな気候に住んでいるでしょうか。

手持ちの服をきちんと手入れする

最後に、手持ちの洋服が着られない状態になっていることがあります。お気に入りのセーターに虫食いの穴があいてしまっていませんか。トップスが洗濯するたびにどんどん縮んでしまっていませんか。着たいシャツにアイロンをかけていないのではないでしょうか(私は、これに懲りて、もうアイロンがけが必要なシャツは買わないことにしました)。

洋服の基本的な手入れの仕方を知っていると役立ちます。洗濯機に放り込んでボタンを押すだけでなく、もうひと手間かけましょう。

たとえば、洋服についている洗濯表示には複雑な絵が描いてあります。この表記の意味を覚えましょう(こちらのチャートが便利です)。さらに、洗濯するときにやってしまいがちな間違いを説明しているビデオもあります。たとえば、たいていの人は洗剤の入れ過ぎで、洋服の縫い目に洗剤がたまってしまっています。

なるべく乾燥機は避けましょう。Science Dailyで発表された研究によれば、綿の下着を繰り返し乾燥機にかけると裂けてしまうことがわかりました。毛羽立ちの原因になり、下着の繊維の強度も25%以上減少するからです。Jezebelによると、ブラジャーのようなデリケートな素材の物は乾燥機には入れないほうがいいでしょう。防虫剤、乾燥機用ウールボール、ハンガー付き衣服バッグなど洋服の手入れに必要なものをいくつか購入した方が良いかもしれません。

「クローゼットは洋服でパンパンなのに着るものが何もない」のは、よくある悩みですが、結局は、ほんの少し意識すれば解消できます。ほとんどの人は、自分のワードローブにあまり意識を向けていないからです。

お金を使いたくなると、お店に行って良さそうに見えるものを買ってしまいます。でも、それをぱっとしない洋服がいっぱい詰まっているクローゼットに突っ込んで終わりです。たかが洋服でしょう。それ以上どうしろって言うの? と思うかもしれません。でも、絶対使うことのないものにあまりお金を使っているようなら、もう少し良く考えてから買い物してみても良いと思います。

Image:JamesDeMers/ Pixabay

Source:Quartz,Trunk Club, YouTube(1,2,3,4,5,6Stitch Fix,Get Rich Slowly,Science Daily,Jezebel

Kristin Wong - Lifehacker two cents [原文

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