札幌のタクシー暴行男、なんと弁護士だった 経路違うと蹴り20発入れ無賃乗車

札幌のタクシー暴行男、なんと弁護士だった 経路違うと蹴り20発入れ無賃乗車

  • J-CASTニュース
  • 更新日:2017/11/13

先週金曜日(2017年11月10日)に「ビビット」が、札幌市内のタクシーのドライブレコーダーの映像を流した。酒に酔っていた客が、道筋が違うと騒ぎ出し、足を伸ばして運転手を蹴った上、料金も払わず立ち去った。その後の調べで、この男、30代の弁護士とわかったという。

ことが起こったのは、月曜日(6日)の深夜11時頃。ドライブレコーダー映像は、札幌市内ススキノで客が乗りこむところから全部残っている。男は乗りこむと、「北3東7」といい、運転手も「北3東7」と確認。信号の多い大通りを避け、川沿いに目的地に向かった。

ところが1キロほど行った時、男は「北3東5ですけど、この道でいいんですか」と聞いた。運転手「北3東5ですか。すいません」。男「こんな道通らないですよね」「東7だと思って」「東7でもこの道通んないと思いますよ。なんですかこの道」。東5と東7では約250m違う。運転手もにやついたりはっきりしない。

男が突然切れた。「おい!!」「すいません。間違えました」「酔っ払ってると思って、いい加減にしてんだろ」「東7だと思って」「東7でも通んねえよ。人をおちょくってんのか」といいざま、足を伸ばして、運転席と客席を隔てる防犯ボードを蹴破り、「やめてください」という運転手を蹴った。「なめんなよ、てめー」「黙ってんじゃねぇ、ふざけんなお前!」と蹴りは20発にもなった。

さらに車を止めさせると男は、「こんなカスに金ないわ」と料金990円を払わずに通りを横切って行き、自分のスマホまで投げつけてきた。この姿もレコーダーに写っていた。

タクシーの損害14万円

タクシーは、ボードを壊されるなどで損害が14万円。「つばめ自動車」の担当者は、「謝罪とか一切受ける気はございません。やったことはちょっと重いものだと思ってますので」と白黒つける構えだ。

「ビビット」はその後の取材で、札幌弁護士会所属の30代の弁護士とわかったといった。

これを聞いた当の運転手は昨日(12日)、「びっくりしました。弁護士さんがそういうことをやるとは思わないから。もう会いたくないです」と、まあ本当に大人しい人。これがもうすこし毅然とした人なら、あるいは安岡力也みたいな人だったら、ことは起こらなかったのだろうか。

明らかに暴行を受けているのだから、男を捕まえて警察に突き出す、あるいは、無賃乗車として直ちに通報しても良さそうなもの。客が去った後も、呆然とする運転手......ドライブレコーダーには全部記録されていた。

「ビビット」のレギュラー弁護士、三輪記子さんは、「法律を守る立場が、刑法に触れる行為だから、一般の人より重く追及されても仕方がない。資格停止にはならないだろうが、業務停止はありうる」という。

タクシー会社は今後、運転手の「行き先確認」「経路確認」を指導するという。

司会の国分太一「最初に確認していれば、こんなことにならなかったと」

カンニング竹山(お笑い芸人)「弁護士云々の前に、この男は酒をやめるべきですよね」と話は変な方へ行っちゃった。

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