香川真司、レアル戦は「最高のトライをしたい」。分水嶺に立つドルトムント

香川真司、レアル戦は「最高のトライをしたい」。分水嶺に立つドルトムント

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  • 更新日:2017/12/06
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ドルトムントのMF香川真司【写真:Getty Images】

ドルトに芽生えたわずかな“希望”

現地時間12月6日、UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ最終戦に臨むボルシア・ドルトムント。香川真司が所属するBVBの相手は2季連続の欧州王者となっているレアル・マドリー。グループ3位を確保すればELのノックアウトステージ出場を果たせる一戦だが、ドルトムントにとっては不振を抜け出すきっかけをつかみたい試合でもある。(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

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消化試合で終わらせるつもりはない。12月6日に行われるチャンピオンズリーグのグループH最終戦、サンティアゴ・ベルナベウに乗り込むボルシア・ドルトムント。対戦相手は、言わずと知れたレアル・マドリーだ。

既にグループステージ敗退が決まっているBVB。だが、選手たちの闘志に衰えはない。

アンドレ・シュールレは、レアル戦を「大きな挑戦」と位置付けた。

「僕たちは走らなければならない、闘わなければならない、1対1に勝たなければならない、決定機を作り出さなければならない。一歩一歩、穴の中から抜け出すためにね」

2日に行われたブンデスリーガ第14節、対バイヤー・レバークーゼン戦を1-1のドローに終えたドルトムント。ついぞ10人になった相手に勝ち越すことは出来なかったため、前進したとは言い切れない。

しかし、2戦連続で敗北を免れたのも事実。決して後退してはいない。土俵際で踏み止まっている。土壇場で繰り出した“新布陣”=わずかな希望が芽生えてもいる。

香川真司は「流れ」を引き寄せるために戦うつもりだ。

「もちろんプレッシャーは、とてつもなく、勝てなければ勝てないほどありますけど、ただ本当にこれをいい方向に流れを持っていくのも、自分ら次第ですし、もちろんチームですけど、ただそれを先導を切って誰がやるんだっていうのは、その流れはやっぱり、引き寄せるのもやっぱり、ひとりひとりだと思っているんで、そのひとりひとりが、たくさん増えれば、自然と僕たちは勝てると思っているし、そのひとりになれるように、自分自身は前を向いて、レアル戦に臨みたいと思います」

今シーズンの分水嶺に立つBVB

グループHを現状の3位で終えることができれば、BVBは、ヨーロッパリーグの決勝ラウンドに回ることができる。だが、久しく勝利から見放されているチームの状況を考えれば、レアル戦ではEL云々ではなく、「穴の中から抜け出すため」の何かを掴みに行くことの方が重要なのではないか。

まだグループを首位で通過する可能性が残されているレアルも、何よりスペイン国内での低迷から抜け出そうと戦ってくるだろう。ベルナベウで勝利できれば、「流れ」をひっくり返すためには最高の結果だが、そう簡単には行きそうにもない。

マリオ・ゲッツェに続いてゴンサロ・カストロも負傷離脱したことで、先発が予想される背番号23は、「積極的にトライしたい」と意気込む。

「勝っても負けても、ほとんど意味がないので、サンティアゴ・ベルナベウでレアル、最高のシチュエーションですし、そのシチュエーションに対して、僕たちは勇気を持たないと、最悪な結果に終わると思うので。

今のチーム状況を考えると、僕たちが相手をリスペクトし過ぎるとおそらく、ボコボコにやられて、中身のないゲームになっちゃうので。どれだけ勇気を持って戦えるか。そのためには、まずは僕がしっかりと個人的にはいい準備をして、最高のトライをしたいな、と。それを自分に言い聞かせて、やるだけです」

今シーズンの分水嶺に立つBVB。5日の午前、ドルトムント空港から、「流れ」を引き寄せるために、マドリードへと飛び立った。

(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

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