不人気「民衆の敵」古田新太の悪徳演技が唯一の救済か

不人気「民衆の敵」古田新太の悪徳演技が唯一の救済か

  • まいじつ
  • 更新日:2017/11/14
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adam121 / PIXTA(ピクスタ)

主婦から市議会議員になった女性の奮闘を描く篠原涼子主演の“月9”ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)は、スタートから苦戦が続き、11月13日放送の第4話の平均視聴率も7.6%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)と、なかなか浮上のきっかけをつかめないでいる。当初は「人気俳優の高橋一生が出演するので、数字はそこそこ取るのでは」と言われていたが、あまり力になっていないようだ。

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そんななか、古田新太の存在感がこのドラマの巻き返しに一役買うのでは? と話題になっている。

「古田はこのドラマで、古参議員の“市議会のドン”と呼ばれる実力者、犬崎和久議員を演じています。煮ても焼いても食えない老獪な議員の演技を楽しむつもりで見た方がいいかもしれません」(テレビ雑誌編集者)

SNSでも《権謀術数を使う古田が不気味な味を出している》、《政治家の汚さを一身に背負っている感じ》、《古田は今までにない悪徳政治家の雰囲気を出している》、《主人公の篠原がクリーンなだけに古田のダーティーさはやけに印象的だ》といった書き込みが集まっている。

「政治の恐怖」を演技で見せる古田

第4話は、主人公の佐藤智子(篠原)が、親の帰りが遅いせいで晩ご飯に困っている子供たちを救おうと『子供食堂』を作るプランを立ち上げる話だった。最初はボランティアが集まらず、いったん中断に追い込まれるが、市議会の決議を待って予算が通ってから実現させようという流れになる。

「新人議員の決議など誰も相手にしないので、智子が犬崎に頭を下げに行きます。このときに犬崎が『分かっているのか。おれを利用するってことだぞ』、『貸しひとつだからな』と低い声で智子にかぶせるように唸ります。このシーンこそ政治の恐怖をよく表現していて、大物に貸しを作ると後で大変なことになるというニュアンスを、古田は野太い声で実にうまく表現しています」(演出家)

古田の出番はまだまだ高橋一生には及ばないが、いぶし銀の演技は見逃せない。

「今後、智子が窮地に陥るたびに、事件のカギとなる役を古田が担うのでしょう。高橋とともに、見逃せない存在です」(同・演出家)

ベテラン俳優が醸し出す“市議会の汚れ”と、人間味に満ちた雰囲気。この古田と高橋を全面に出した方が視聴率が上向くのではないだろうか。

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