
カミラ・ワリエワ(東スポWeb)
フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(16=ロシア)が、自国アスリートへの制裁について言及した。
ロシアのウクライナ侵攻を巡り、スポーツ界では多くの国際競技団体でロシアを排除。国際スケート連盟も例外ではなく、4月にはグランプリ(GP)シリーズから「ロシア杯」を除外していた。
そんな中、ロシアメディア「sports.ru」のインタビューに応じたワリエワは「もちろん、国際大会に参加できないのは残念なこと」と話した一方で「でも、私の主なライバルはみんなロシアにいる。スポーツはベストを尽くして競い合うものなので、新シーズンが面白く、競争がエキサイティングになることは間違いない」と強調。すでにロシアスケート連盟は独自の大会を行うことを発表しており、大きな問題はないとの見方を示した。
ただ、多くのアスリートはタイトルを目指して努力を続けている。「メダル、タイトル、記録、称号はいいもの。もちろん、すべてのアスリートが考えるべきだし、私も例外ではない」と複雑な心境を明かしつつも「私はまだ自分を十分に成長させることができていないので、もっと面白い、記憶に残るようなプログラムをたくさんしたい」と前向きに語った。
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