平・上平に義務教育学校 南砺市教委25年度にも、2キャンパス制提案

平・上平に義務教育学校 南砺市教委25年度にも、2キャンパス制提案

  • 北日本新聞
  • 更新日:2022/11/25
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(上から)平中、上平小の校舎。南砺市教委は両校舎を活用して義務教育学校化を検討している

富山県の南砺市教育委員会は、平と上平地域の小中学校を義務教育学校化することを検討している。来年度から想定される複式学級の解消と教育の質向上が狙いで、二つの現校舎を活用して小学1~4年と小学5~中3がそれぞれで学ぶ。早ければ2025年度からの開校を目指す。24日、市役所で開いた学校のあり方検討委員会で説明した。

市教委は席上、両地域の地元住民やPTAに16日に提案したと明らかにした。

両地域には現在、上平小学校と平中学校がある。市教委によると、少子化の影響が著しく、2023年度に複数学年で1クラスにする複式学級が同小2、3年生で、26年度には1、2年生と5、6年生で編成する必要があるという。

市教委では、こうした状況の解決策として小中一貫の義務教育学校化を図る。校舎は学校を残してほしいという両地域住民の声を踏まえ「2キャンパス制」とし、現在の上平小校舎を小1~4年、平中校舎を小5~中3が使う。それぞれ学級チーム担任制と教科担任制を導入。小中教員免許を持つ中学教諭が小学5、6年生の教科を受け持てることから、教員の柔軟な配置で対応する。

市教委はPTAや地域の合意が得られれば、まずは事実上の複式学級解消に向けた予算措置を進める。将来的には小学1~4年の校舎に保育園も統合して、保・小・中の12年一貫教育も検討事項になるという。

市内では義務教育学校の「南砺つばき学舎」が21年4月に開校。現在、利賀地域でも山村留学を特色とした義務教育学校化の議論が進められている。

市教委はこの日、福光、城端、井波、福野の各地域の小中学校で全学年が1クラスになるか複式学級が発生する年の5年前をめどに、学校のあり方を議論する検討委を設置する方針も示した。

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