
広島の栗林良吏投手が24日のオープン戦・ソフトバンク戦(ペイペイD)で実戦復帰する見通しとなった。19日、横山投手コーチが明かした。
腰椎椎間板症でWBC日本代表を離脱後、18日にブルペン投球を再開。100%の力で43球を投じてから一日たって「筋肉痛はありますけど、問題ないです」と経過は良好の様子だった。順調なら、復帰登板から中1日で26日のオープン戦最終戦のソフトバンク戦(マツダ)にも登板予定。実戦2試合を経て、開幕へと向かう。
WBCでは1次ラウンド初戦の9日・中国戦で登板に備えたストレッチの最中に腰に違和感を覚えた。16日の準々決勝に向けて5~6割でブルペン投球も行っていたが、栗山監督が「前に進んできたが、投手は場所が場所なので無理させてはいけない。本人は悔しくてつらいと思うが、野球人生のために決断しないといけない」として、無念の離脱となった。
また、右肘違和感を訴えている森下暢仁投手も24日からのウエスタン・オリックス3連戦(由宇)で昨秋の右肘クリーニング手術後、初めて実戦登板する見通し。6日にシート打撃に登板したが、翌日に異変を訴え、12日のオープン戦・ヤクルト戦(マツダ)の登板を回避。開幕には間に合わないものの、早期の1軍合流を目指す。