
去年9月、福岡市内の銀行で、偽造された旧1万円札を両替したとして46歳の無職の男が逮捕されました。
偽造通貨行使容疑で逮捕されたのは福岡市早良区の無職、安本正人容疑者(46)です。
警察によりますと安本容疑者は去年9月、自宅近くの銀行で聖徳太子が描かれたニセの旧1万円札を両替と称して使用した疑いが持たれています。
対応した行員は、ニセ札を見抜けませんでしたが、11日後に銀行が気づき、「偽造された紙幣の疑いがあると」と警察に通報して事件が発覚しました。
その後、警察は防犯カメラの映像などから安本容疑者を割り出して容疑を固め、23日に逮捕しました。
警察の調べに対し、安本容疑者は「両替したことは間違いないが、偽造という認識は無かった」と容疑を否認しています。
警察はニセ札を入手した経緯や他にも作られていないかなど詳しく調べています。
KBC九州朝日放送