「大麻グミなど18種類販売」立ち入り検査で販売停止命令...店には商品求める客の姿も〈宮城〉

「大麻グミなど18種類販売」立ち入り検査で販売停止命令...店には商品求める客の姿も〈宮城〉

  • 仙台放送ニュース
  • 更新日:2023/11/21
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仙台放送

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いわゆる「大麻グミ」を食べて体調不良となる人が相次いでいる問題で、仙台市青葉区国分町の販売店に立ち入り検査をした東北厚生局麻薬取締部は、商品の販売停止命令を出しました。

東北厚生局麻薬取締部や警察などは、20日、大麻由来の成分に似せた合成化合物「HHCH」が含まれるグミ、いわゆる「大麻グミ」などを販売している可能性があるとして、青葉区国分町の店で立ち入り検査を行いました。

記者リポート

「午後9時です。立ち入り検査に入り、およそ3時間半。捜査員が店から出てきました」

立ち入り検査の結果、「HHCH」と表記があるグミやクッキー、タバコ状の商品など、18種類の販売が確認され、東北厚生局は「HHCH」と表記がある商品について、検査命令と販売停止命令を出しました。

そして、20日夕方にはー購入のため店を訪れた人が…

「HHCH規制がかかる前に買っとこうかなと思って来たんですけど、いまはもうだめみたいで売ってなかった」

男性はこの店舗には初めて来ましたが、他の店舗で購入したり、友達からもらったりして、これまでに10回ほど、商品を使ったことがあるということです。

Qもともと興味あった?

「はい」

Qどこから興味

「周りの友達とか」

Q自分はいままで使った?

「少しは」

Qどうして?

「周りがやってて、やってみようかなみたいな」

また、警察によりますと、仙台市内で今月、HHCHの成分が入ったとみられる商品を摂取し、体調不良で運ばれる事案が1件あったということです。

大麻グミの問題をめぐり、仙台市の郡市長は21日の会見で規制の必要性を強調しました。

仙台市郡市長

「そういう危険なものについては(規制薬物に)指定をしてもらい流通しないようにしてもらいたい」

厚生労働省の部会は、きょう、大麻由来の成分に似せた合成化合物「HHCH」を、「指定薬物」に指定することを了承し、22日正式に指定されることになりました。正式な指定を受け10日後に所持や使用、流通が禁止されます。

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