将棋王将戦リーグ、20日開幕 7人中5人がタイトル戦経験者

将棋王将戦リーグ、20日開幕 7人中5人がタイトル戦経験者

  • 毎日新聞
  • 更新日:2023/09/19
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前期リーグの開幕戦で対局した羽生善治九段(左)。羽生九段は2期連続の開幕局となる=東京都渋谷区の将棋会館で2022年9月19日、幾島健太郎撮影

藤井聡太王将(21)への挑戦者を決める第73期ALSOK杯王将戦リーグ(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛)が20日、開幕する。毎年、強豪同士の過酷なリーグになるが、今期もリーグ参加者7人のうち5人がタイトル戦経験者と実力者ぞろいの顔ぶれとなった。3連覇を目指す藤井王将に立ち向かう挑戦者に誰がなるか注目される。

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リーグ参加者は、前期成績に基づく序列順に①羽生善治九段(52)②豊島将之九段(33)③永瀬拓矢王座(31)④近藤誠也七段(27)⑤渡辺明九段(39)⑤菅井竜也八段(31)⑤佐々木勇気八段(29)。予選を突破した序列5位の3人のうち、菅井八段と佐々木八段はリーグ初参加。

20日の開幕戦は羽生九段と近藤七段が対戦する。22日に渡辺九段―菅井八段戦、29日に豊島九段―佐々木八段戦が組まれている。11月22日に最終局3局が一斉に指され、挑戦者が決まる。

前期リーグを全勝優勝した羽生九段が連続挑戦を果たすか、永瀬王座が進行中の王座戦五番勝負に続く藤井王将との大舞台に立つか。近藤七段や佐々木八段がタイトル初挑戦を決めるのか。2カ月にわたるリーグが始まる。【丸山進】

毎日新聞

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