東海道新幹線、23日の運転中止 東京・名古屋駅で混乱 台風15号

東海道新幹線、23日の運転中止 東京・名古屋駅で混乱 台風15号

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/09/24
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台風15号の影響で東海道新幹線が運転中止となり、新幹線の改札内から出る人たち=JR東京駅で2022年9月23日午後11時38分、宮間俊樹撮影

台風15号に伴う大雨の影響で、JR東海は23日午後11時ごろ、東海道新幹線の東京―新大阪の全線で運転を取りやめた。東海道新幹線は23日夕から愛知県や静岡県内の複数の雨量計で規制値に達したため、一部区間での運転見合わせが相次いでいた。

【図解】大雨から命を守るために

JR東海によると、23日午後11時現在、24日の運転見通しは不明という。

JR東京駅(東京都千代田区)では23日深夜から24日未明にかけ、新幹線での移動をあきらめた人々がバスやタクシーの乗り場に長蛇の列を作った。東京駅では帰宅できない人らが休憩するため、新幹線の車両が開放された。

孫のピアノの発表会のため、日帰りで23日に上京した愛知県愛西市の男性(70)は「午後7時に妻と一緒に名古屋行きの新幹線に乗ったが、発車することなく車内で4時間ほど待っていた。運転が取りやめとなり、どうすることもできないので息子に取ってもらったホテルに向かいます」と疲れた様子でタクシーを待っていた。

午後6時半発の下りで名古屋に向かう予定だった東京都の男性(52)は「午後10時20分ごろ、車内アナウンスですべて運休になったと説明があった。改札を出る際も混乱し、怒鳴り声を上げる乗客もいた。もっと早く運休を決めてくれれば、対応が取れたのに」と憤った。

JR名古屋駅(名古屋市中村区)では、足止めされた多くの人たちが疲れた表情で駅構内に座り込むなどしていた。

京都市に住む有馬祐二さん(45)は23日、小学1年の長女とバンテリンドームナゴヤでプロ野球の中日―巨人戦を観戦。新幹線で帰宅する予定だったが、「まさか新幹線が止まるとは思わなかった。名古屋駅近くのホテルは空いておらず、運行再開を待つしかない。自分1人ならいいが、娘がかわいそう」と話し、床に座り込んで眠る長女を心配そうに見つめた。

友人の結婚式に参加するため神戸市から来ていた教員の男性(30)は「明日は授業がある。休めない」と頭を抱えていた。【土谷純一、黒詰拓也、高島博之】

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