10年に一度という強烈な寒波。山形県内各地に厳しい寒さをもたらしました。
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米沢市の人「とても寒くて凍えてしまいました」
25日の県内は日中も気温が上がらず、最高気温が、酒田でマイナス3.3度、新庄でマイナス5.7度、米沢でマイナス6度など、22あるすべての観測地点で真冬日に。
最低気温も西川町大井沢(おおいさわ)でマイナス11.4度、鶴岡市鼠ヶ関では1月の観測史上最低となるなど14地点で今季最低を記録しました。
報告・深田倫寛「午前9時半の山形市です。横殴りの風が吹きつけていて、街の人はそれぞれ寒さ対策をしています」
高校生「きのうより今日起きるのが嫌だった。なるべく早い電車に乗ったり厚手の上着を着てきた。」
銀山温泉へ向かう観光客は「人生の中でも一番寒い。あっち(銀山温泉)に泊まる予定なので、次の日が電車運転見合わせになるかきのうからずっと調べている。」
特に庄内地方では強い風が吹き、最大瞬間風速は酒田市飛島で32メートル。酒田で26.3メートルとなりました。
交通にも影響が出ました。山形新幹線は福島‐新庄間が終日運休となりました。あすは山形新幹線が始発から通常通りで、そのほかの在来線も運転を予定しています。
空の便は、山形空港が通常通り運航。
庄内空港は午前7時10分発の東京行きが欠航でそのほかは検討中としています。
庄内はあすの明け方にかけて大荒れや大しけとなる見込みで、暴風雪や高波に警戒してください。
また、県内は大雪になるところがある見込みで、警報級の大雪となる可能性もあります。
あす午後6時までに予想される24時間降雪量は、多いところで山沿いで50センチ、平地で40センチとなっています。
大雪による交通障害に注意・警戒し、ここしばらくは低温による水道管や路面の凍結、なだれにも注意してください。