チャレンジカップはグランプリの最終選考レースです。過去には森高一真のようにチャレンジカップで優勝したにも関わらず、グランプリに出場できない選手もいました。今は併設されるGⅡレディースチャレンジに女子選手が20名出場するようになり、森高のような例はなくなりました。ただし、これまでの獲得賞金のこともあり、グランプリ2ndに出場できる選手は限られています。チャレンジカップは、グランプリ2ndとグランプリ1stの出場権をかけたSGと捉えた方が良いでしょう。それぞれボーダー獲得賞金を想定して、出場選手の目標を考るのが正解です。チャレンジカップの優勝賞金は昨年よりも100万円アップして3400万円になりました。
グランプリのボーダー獲得賞金
2022年 2nd(6位)8600万円 1st(18位)6409万円 グランプリシリーズ(60位)3995万円
2021年 2nd(6位)9595万円 1st(18位)6758万円 グランプリシリーズ(60位)3912万円
2020年 2nd(6位)9379万円 1st(18位)6670万円 グランプリシリーズ(60位)4006万円
今年度からSG、GI、GⅡの優勝賞金がアップされており、過去3年のボーダーよりも高くなるはずです。選出除外の選手の中に獲得賞金が1億円を超えた石野貴之がいます。峰竜太、馬場貴也、磯部誠が1億円をクリアしているので、ボーダーは1億円になるでしょう。1stの方は7000万円が必要です。グランプリシリーズはチャレンジカップに出場していれば大丈夫です。
想定されるボーダー獲得賞金から現在の獲得賞金を逆算すれば、枠番を含めた目標金額がわかります。
過去5大会のグランプリへジャンプアップ選手
・21回芦屋 赤岩善生 直前順位:19位 CC成績:優出5着 GP選出順位:13位
馬場貴也 直前順位:42位 CC成績:優勝 GP選出順位:9位
・22回桐生 賞金19位からのジャンプアップはなし
・23回蒲郡 直前順位:岡崎恭裕 CC成績:30位 優出2着 GP選出順位:16位
・24回多摩川 直前順位:瓜生正義 CC成績:19位 優出2着 GP選出順位:12位
直前順位:辻栄蔵 CC成績:29位 優勝 GP選出順位:8位
・25回鳴門 直前順位:深谷知博 CC成績:25位 優勝 GP選出順位:5位
桧村賢一 舟券即戦力