
広島・佐々岡真司監督=マツダスタジアム(撮影・甘利慈)
(セ・リーグ、広島─ヤクルト=雨天中止、5回戦、13日、マツダ)4連勝で首位の広島と2位・ヤクルトとの首位攻防戦は雨天中止となった。広島は12日の阪神戦(甲子園)から2日連続で中止。佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は次の通り。
──2試合連続で中止
「しようがないよね。天候には。選手にとってはいい休養。いいコンディションでやりたいというのは選手も思っています」
──フル回転の選手にはいい休養
「そうですね。投手は(先発予定の大瀬良)大地もここ何試合かしっかりイニング、球数、投げている(4試合連続で100球&6回以上)。ちょうどいい、休養というか、また次に向けてしっかりと調整できる期間にしてほしい」
──大瀬良は(先発ローテを)1回飛ばす
「明日、明後日(14、15日)飛ばす。それだけ先発陣が充実して、みんな好調を維持してくれているので、そういうことができる」
──当初から中止になれば飛ばす方針だった
「(投手コーチと)話をしてて今回もある程度想定してた中で、中止になるようだったらスライドとかではなく1回飛ばせる。それだけ先発陣が森下にしろ、大地にしろみんなイニングも球数も投げてくれている。ちょうど1カ月開幕から過ぎて疲労というのも出る頃ですし、先々のことを考えればこの雨っていうのは大きいですし、中継ぎ陣も投げている。この2日というのはいい方向に持っていってほしいなと思ってます」
──主力野手にとっても大きい
「そう。プラスにね。会沢にしても菊(池涼)にしてもちょっと休んでコンディションにも悪いところもあった中で、いい休養にとらえたいなと思います」
──交流戦に入るまでいい戦いをしたい
「そうですね。明日明後日の2つとあと1週間の6試合の計8試合をしっかりと。われわれの野球をしっかりやれば結果はついてくるだろうし、いい形で交流戦に入りたいなと思います」