ロシア、ウクライナ現政権と「共存できず」=高官

  • ロイター
  • 更新日:2023/11/22

[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのロジオン・ミロシニク無任所大使は21日、ロシアはウクライナの現政権と共存できないと述べ、プーチン大統領が「特別軍事作戦」として進めているウクライナ侵攻の目標を改めて確認した。

ミロシニク氏は、ロシアが一方的に独立を承認したウクライナ東部の「ルガンスク人民共和国」の元幹部。同氏の現在のポストは、民間人に対するウクライナによる犯罪疑惑の証拠を収集するために設けられた。

ミロシニク氏はモスクワで記者団に対し「ウクライナの現政権は絶対的に有害だ。現時点で共存に向けた選択肢は全くない」とし、ロシアが一方的に「併合」したウクライナの地域で、ウクライナ軍が民間人に対する犯罪を犯していると非難した。

その上で、ウクライナ軍を打ち負かすためにロシアは必要な限り北大西洋条約機構(NATO)に対抗できると表明。西側諸国はいずれ関心を失い、ウクライナの現政権は崩壊すると述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとの協議の道を閉ざしていないが、プーチン大統領とは協議できないとしている。

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