■2色の外装色と3つのエクステリアオプションで、オーナーだけの32通りの組み合わせも可能
アルピーヌ・ジャポンは、2023年9月21日から20台限定車「アルピーヌ A110 S エンストン」の受注を開始します。
同モデルは、アルピーヌF1 チームのシャーシ製造工場であり、チームの拠点でもあるイギリス エンストン工場が持つ高いカーボン成型技術が活用されています。なお、F1マシンは、フランスのヴィリシャティオンにある工場でエンジン開発、アッセンブリーが行われます。

カーボンパーツを使った20台限定車の「アルピーヌ A110 S エンストン」の申込を開始へ
「アルピーヌ A110 S エンストン」は、アルピーヌのF1マシンと同じカーボン素材を使って製造されたカーボンパーツを装備。

メーターバイザーとセンターコンソールがカーボン製になる
カーボンパーツは、メーターバイザーとセンターコンソールで、カーボンパーツのほかにも、グレーのステッチが施されたブラックマイクロファイバーのステアリング、ルーフライニング、ダッシュボード、専用ロゴ入りSABELT(サベルト)製軽量モノコックバケットシート、カーボンエンブレム付ドアトリムなどが備わり、オーナーの所有満足度をさらに高めてくれるはずです。
また、シリアルナンバー付限定車専用プレートも、コレクターズアイテムとしての存在感を強調。

「アルピーヌ A110 S エンストン」のインテリア
そのほか、ノワールマットの専用ルーフとルーフアーチ、ブラックの18インチホイール「GT RACE」とライトグレーキャリパー、専用フロアマットなどが、レーシーな内外装を印象づけています。
ハンドル位置は左右両方が設定されるほか、「グリ トネール マット」「アルジャン メルキュール マット」という2色のボディカラー、「専用ユニオンジャックルーフデカール」「カーボンルーフ」「エアロキット」という3つのエクステリアオプション(いずれも有料オプション)が選択できるのも特徴。
32通りの組み合わせの中から、好みに応じた1台をオーダーすることが可能で、ほかのA110との違いを強調できます。

エアロキットに含まれるリヤウイングもカーボン製
搭載されるパワートレーンは、最高出力300ps・最大トルク340Nmを発揮する1.8Lターボエンジンと電子制御7速AT(7DCT)の組み合わせ。0-100km/hは4.2秒でクリアし、最高速度は275km/hに達します(いずれもオプションのエアロキット装着時)。生産台数は累計300台で、日本での販売台数は20台となっています。

標準のメーターバイザーもカーボンになる
販売方法は9月21日(木)から10月15日(日)まで、アルピーヌ正規販売店で購入申込が受付られ、申込が20台を超えた場合は、抽選になります。なお、申込が販売台数に達しない場合は、通常販売になります。
●車両本体価格:1250万円
●オプション価格
「専用ユニオンジャックデカール(ルーフ)」:20万円
「カーボンルーフ」:35万円
「エアロキット」:81万円
(塚田 勝弘)













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