
アメリカ・ニューヨークで開かれている国連総会で、バイデン大統領の一般討論演説が行われ「あすの侵略者を抑止するために立ち向かわなければならない」と訴えました。
バイデン大統領は、ウクライナ侵攻をめぐり「ロシアだけが戦争の責任を負っている。ロシアだけが戦争を直ちに終わらせる力を持っている。そしてロシアだけが平和の道を阻んでいる」と批判しました。
ウクライナ支援を続ける姿勢を打ち出したうえで「ウクライナが切り刻まれるのを看過すれば、どの国の独立が保障されるだろうか」と問いかけ「あすの侵略者を抑止するために、このむき出しの侵略に立ち向かわなければならない」と強調しました。
ロシアだけでなく、台湾問題で対立する中国も念頭にいれた発言とみられ、国連総会の場で改めて民主主義陣営の連帯強化を訴えた形です。(ANNニュース)