
トルコサッカー連盟(TFF)は18日、シュテファン・クンツ監督に関しての声明を発表した。
東京オリンピックではドイツ代表を指揮していたクンツ監督。オリンピック後、2021年9月にトルコ代表監督に就任し、指揮を執っている。
カタール・ワールドカップ(W杯)予選では、グループステージを突破するも、ポルトガル代表に敗れて予選敗退。現在は、ユーロ2024予選を戦っている中、12日には日本代表とも対戦した。
その日本戦では4-2で惨敗。試合後には「我々はミスを犯し、失点してしまった。さらには個人的なミスもあった。体力的に日本代表に太刀打ちできない選手がいるのも見た」と選手を批判するようなコメントを残していたことが物議を醸していた。
トルコメディアはクンツ監督の解任を報道し始め、後任には昨季までアダナ・デミルスポルを率いていたヴィンチェンツォ・モンテッラ氏を招へいするという報道も出ているほどだった。
しかし、TFFはこれらの報道を否定する声明を発表。会長と監督が会談を行うとした。
「ここしばらく、紙媒体、映像、デジタルメディアに掲載されている代表チーム監督のシュテファン・クンツに関するニュースと疑惑は、真実を反映していない」
「TFFは9月20日、契約が継続している代表監督のシュテファン・クンツを代表チームのキャンプ、およびトレーニング施設に招待し、TFFのメフメト・ビュケクシ会長との面会を行う」
報道を否定したTFF。会談では一体何が離されるのか。ユーロ予選もまずまずの成績でスタートしているだけに、解任とはならない可能性が高そうだ。
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