
クリストフ・メッツェルダー
元ドイツ代表のクリストフ・メッツェルダーが、未成年の児童ポルノ画像を所持し拡散した罪で、4月にデュッセルドルフで裁判にかけられることになったと、裁判所が22日に発表した。容疑を否認している元サッカー選手は、4月29日から裁判を受けることになると声明は付け加えている。
レアル・マドリーでもプレーした元選手(40)は、知人に児童ポルノの画像29枚をWhatsAppで送ったとして告発されている。2019年9月に捜査が開始された際にはTuSハルテルンで会長職に就いていたため、逮捕状は出ていなかった。彼はこの事件により会長職からの辞任を余儀なくされた。
その後、『Bild』紙は、彼から少なくとも15枚の児童ポルノ画像を受け取って通報したのは、1年間交際していたメッツェルダーのパートナーだったと主張している。
2002年の日韓ワールドカップで準優勝に貢献。2001年から2008年までドイツ代表として47試合に出場し、センターバックとして活躍した。キャリアの大半をドイツで過ごし、最初はSCプロイセン・ミュンスター(1999-2000)、ドルトムント(2000年~2007年)で過ごした後、レアル・マドリー(2007年~2010年)に移籍し、その後シャルケでドイツに帰還し、2013年にプロとしてのキャリアを終えた。
以来、彼は広告代理店を経営し、自身の「クリストフ・メッツェルダー財団」を持ち、子供や若者のためのプロジェクトを支援している。