親指サイズの自作ゲームボーイが公開。1型OLEDディスプレイ搭載、テトリスもカラーでプレイ可能

親指サイズの自作ゲームボーイが公開。1型OLEDディスプレイ搭載、テトリスもカラーでプレイ可能

  • Engadget
  • 更新日:2016/11/30
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米カリフォルニアで開催されたハッカー向けイベントHackaday Superconferenceで、超小形の自作ゲームボーイが公開されました。ディスプレイサイズは1インチ。テーブルに何気なく置いておけば、ゲームボーイをモチーフにしたキーホルダーや携帯ストラップの飾りにしか見えません。

1インチとはいえディスプレイにはOLEDパネルを搭載し、カラー対応ゲームもしっかり再現。解像度こそ96 x 96pxと"本物"の160 x 144pxには及ばないものの、動画を見るかぎりテトリスは支障なくプレイできています。

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極小ゲームボーイを自作する決意を固めるまで

この極小ゲームボーイを製作したSprite_TM氏は、自分ゲームボーイを自作するのが子供の頃からの夢でした。ただ、実際に製作をしようとしたとき、ディスプレイの選択に大きく悩むことになりました。

最初の候補は800 x 400pxのOLEDディスプレイでしたが、720ドル(約8万円)という、本物のゲームボーイ本体よりも高い価格に断念。その傍らにみつけた、たった1インチのOLEDディスプレイを選び、これにESP-WROOM-32 SoCを組み合わせ、極小ゲームボーイに仕立てる決意を固めたとのこと。

画面サイズが決まったことで、残りの設計はつぎつぎと決まりました。とはいえ、電気回路レベルでゲームボーイを再現しているわけではないため、ソフトウェアはハードウェアの能力や制限にあわせて調整したGNUboyをカスタマイズして搭載することに。さらに、わずかな容量しかない内蔵ストレージをカバーするため、ROMファイルはSoC内蔵のWiFi機能を使って、その都度スマートフォンから読み込むしくみを用いて解決しています。

Doomも動作

ディスプレイを備えたコンピューターあるところDoomあり。Sprite_TM氏は、カンファレンスでの発表において、テトリスに続いて自作の極小ゲームボーイでDoomを実行してみせました。

ただこちらは北米でゲームボーイアドバンス向けに発売されたバージョンか、他のプラットフォーム向けかは不明。きちんと動作はしたものの、処理能力の問題のためにかなりカクカクした動きになってしまっていました。会場ではさらに「The Witcher 3」の動作画面も披露しましたが、これはどうやらVNCクライアントを動かしていたようです。

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ちなみに、この極小ゲームボーイ、冒頭でキーホルダーの飾りにしか見えませんと紹介しましたが、3Dプリントのボディには穴が空けられており、本当にキーホルダーとしても使えます。これなら、うっかり無くしてしまう心配もなさそうです。

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