キヤノン、InPイマージョン回折素子の開発に成功

キヤノン、InPイマージョン回折素子の開発に成功

  • マイナビニュース
  • 更新日:2016/10/19

キヤノンは10月18日、InP(リン化インジウム)のイマージョン回折素子の開発に成功したと発表した。

イマージョン回折素子は、一般的な反射型素子に比べて分光器の小型化、高性能化を可能にする分光用のデバイス。InPのイマージョン回折素子は、同じ波長をカバーする一般的な反射型素子を搭載した分光器と比較して、分光器の体積を約1/27に小型化することができる。そのため、これまで大きさや質量の制約で、搭載が難しかった高性能分光器を人工衛星に搭載して宇宙に打ち上げることが可能となり、宇宙観測の可能性がさらに広がることが期待される。

同社はすでにGe(ゲルマニウム)、CdZnTe(テルル化カドミウム亜鉛)のイマージョン回折素子を開発しており、今回InPイマージョン回折素子をラインアップに加えたことで、近赤外線から遠赤外線まで、天文分野における赤外波長(1μm~20μm)のほぼすべての領域の分光をカバーしたことになる。

今後は、より可視光に近い波長(約0.8~1.2μm)に対応した材料によるイマージョン回折素子の開発を予定しており、キヤノンは「さまざまな材料のイマージョン回折素子をラインアップにそろえることで、波長領域に応じた最適な選択を可能とし、赤外分光分野において幅広い利用が可能となります。天文分野はもちろん、科学や医療、通信分野などへの活用を見込んでいます」とコメントしている。

No image

キヤノンが開発したInPのイマージョン回折素子

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

IT総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
耳をふさがない骨伝導イヤホン - aptX対応、防塵防水で6,999円
エレコム、ネジ1本の重さまでこだわった超軽量30gのワイヤレスマウスを発売
【天才かよ】Amazonが「レジのないコンビニ」をオープン! 商品を持ち帰るだけで清算完了!!
一括648円!ドコモの格安スマホ「MONO」、いよいよ9日に発売
自宅の部屋でも「ポルシェサウンド」を楽しめるポルシェデザインのスピーカー「911 Soundbar」

注目のキーワード

キーワードで気になるニュースを絞りこもう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加