綾瀬はるかがハードにアクション ありえない破天荒な流れに唖然 〈奥様は、取り扱い注意〉(日本テレビ系)

  • J-CASTニュース
  • 更新日:2017/10/11

綾瀬はるか主演ドラマ。水曜10時のこの枠は、前回の高畑充希主演「過保護のカホコ」を始め、吉高由里子主演「東京タラレバ娘」、石原さとみ主演「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」と、仕事に恋に人生に悩み多きお年頃の女性を主役したライトでコメディタッチ、だけどちゃんと芯が通っていた共感できるところがちゃんとあるドラマが好評で、そういう作品のファンも多い。

なので、今回もそんな感じなのかなあと思って、初回を見たら、なかなかハードな内容で、正直、これじゃない感がある。綾瀬は「精霊の守り人」(NHK総合)でも激しいアクションシーンをこなし、凛々しいお姿を見せているので、今回のドラマでは、バラエティなどで見せる天然キャラの部分を前面に押し出した、ポワンとした癒し系キャラを期待したのに......。ちょうど、映画「ホタルノヒカリ」を放送していたので鑑賞。やっぱり綾瀬は「干物女」がよく似合う。

今回のドラマの綾瀬が演じる伊佐山菜美は、一見、平凡な専業主婦、がその実態は元特殊工作員という設定。初回では、料理教室で知り合った知花(倉科カナ)が夫からDVを受けているのを知り、「私がなんとかしてあげる!」と知花に近づき、最後には夫を懲らしめて、一件落着となるのだが、その流れがあまりにも破天荒過ぎて、「ありえない!」を連発しながら見ていた。というのも、DV夫と直接対決した際、それを助けようとするものだが、夫に直接抗議をしに行ったものの、夫に否定され、そのまま妻をそこに置いてけぼりなどとありえない。そんなことをしたら、さらにDVがひどくなるに決まっているではないか。1カ月後、彼女が夫に包丁でお腹を刺され、包丁が刺さったまま救急車に運ばれるのも「ありえない!」。しかも、「包丁を持って転んだことにした」など、そんないいわけで警察の目を誤魔化せるとは思えない。知花は全身青あざだらけなのだから、医者が一目見ればDVだってわかるだろうに。

綾瀬の「私がなんとかしてあげる!」の決め台詞も、「ドクターX」米倉涼子の「私、失敗しないので!」と比べるともひとつ弱い。果たして回を重ねるごとに馴染んでくるだろうか。

みんなが秘密抱えている

原案・脚本は金城一紀。「BORDER」(テレ朝)や「CRISIS」(カンテレ・フジテレビ)の金城の新境地開拓といったところか。 アクションシーンはばっちりとしても、普通の主婦たちの描き方がもひとつ。ここでゆるいシーンでもあれば、メリハリが効いてアクションシーンも際立つだろうに、そこがもひとつ。綾瀬の主婦仲間を広末涼子、本田翼が演じているが、この3人がちっとも仲良く見えない。1話の最後で、それぞれに秘密を抱えているという設定だから、表面的に仲よくしているという感じにしているのかもしれないが、うーん。せめて、どちらか1人を演技の巧い女優にやらせたら、もっと面白くなったのでは、と思う。あるいは女芸人でもよかったのに。

綾瀬の夫を演じる西島秀俊もなにか秘密を持っているということで、今後は、主婦仲間や夫の秘密も徐々に暴かれるという感じになるのか? ちなみに、綾瀬と西島はPanasonicのCMキャラコンビ。家の中の家電はもちろんすべてPanasonic(かどうかはまだ未確認!)

綾瀬の豊満な胸がなにかと揺れるシーンが多いのは、男性視聴者へのサービスだろうか。

とにもかくにも、始まったばかり。しばらくはお付き合いしてみましょうかねえ~。

(毎週水曜夜10時~)

くろうさぎ

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