関係性から生まれる音を視覚化する試み。世界を舞台に活躍する蓮沼執太の個展に注目

関係性から生まれる音を視覚化する試み。世界を舞台に活躍する蓮沼執太の個展に注目

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  • 更新日:2018/04/17
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人と人、人と物、人と街との関係が音になる。訪れるたびに新たな発見がある!

東京・銀座の資生堂ギャラリーでは2018年6月3日(日)までの会期で音楽家、アーティストとして国内外で活躍する蓮沼執太の個展「蓮沼執太: ~ ing」を開催。蓮沼のクリエーションの柱となるフィールドワーク、協働、現象といった要素を抽出して制作した映像、サウンド、立体などのインスタレーションは必見だ。

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「Walking Score in Red Hook, Brooklyn, New York」2018 シングルチャンネルビデオ、サウンド、マイクなど(スチール)

1983年東京都生まれの蓮沼は、音楽作品をリリースしたり、蓮沼執太フィルを組織して国内外でコンサート公演を行うほか、映画、演劇、ダンスなどさまざまな分野のアーティストたちとコラボレーションするなど、多彩な活動を展開する音楽家。同時に、作曲という手法を応用した映像、サウンド、立体、インスタレーションなどにも取り組み、国内外で個展形式の展覧会を開催したり、プロジェクトを発表したりもしている。

最近はニューヨークを拠点にして活動する蓮沼は、2018年2月23日(金)〜4月8日(日)にアメリカでは初となる個展『Compositions』をブルックリンの複合アートスペース、パイオニア・ワークスにて開催。ますます活動の場を広げている。

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「compositions: space, time and architecture」展示風景 国際芸術センター青森 2015  撮影:小山田邦哉

展覧会は空間の中で聴覚と視覚の接点を見つけていく行為だと話す蓮沼。資生堂ギャラリー初の音楽関連の展覧会となる今回の「蓮沼執太: ~ ing」では、人間と人間、人間と人間以外のものとの新たな関係性と共存について考察しつつ、展示作品を構成(compose=作曲)してひとつの調和を生み出すことを目指したのだという。資生堂銀座ビル屋上の「資生の庭」に設置したカメラとマイクからリアルタイムで届けられる映像と音を使ったインスタレーションをはじめ、ハイテクとローテクを混在させながら音楽を視覚的に表現した作品は驚きと発見に満ちたものだ。

会場では4月25日(水)にリリースされる、総再生時間6時間25分という6枚組アルバム『windandwindows』の先行発売も。’12年から’18年にかけて映画やダンス、CMなどに書き下ろした音源全80曲が収録されているこちらの作品も要チェック!

「蓮沼執太: ~ ing」
会期:〜2018年6月3日(日)
会場:資生堂ギャラリー(東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階)
時間:11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00
休館日:月曜(月曜が祝日にあたる場合も休館)
03-3572-3901

http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/

text : Shiyo Yamashita

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