マー君が奇跡呼んだ!ヤンキース、崖っぷちから3連勝で地区S突破

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  • 更新日:2017/10/14

インディアンス2-5ヤンキース(11日=日本時間12日、クリーブランド)米大リーグ、ア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第5戦は、ヤンキース(ワイルドカード)がインディアンス(中地区1位)に5-2で勝利。3勝2敗で5年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ(対アストロズ)進出を決めた。2連敗後の第3戦で7回無失点と好投し、3連勝へと流れを変えた田中将大投手(28)も歓喜。田中は14日(同15日午前5時開始予定)の第2戦の先発が予想される。

最後は守護神・チャプマンが、101マイル(約163キロ)の直球でジャクソンを見逃し三振に封印。田中は右中間フェンス奥のブルペンで勝利を確認すると、リリーフ陣と抱き合って喜んだ。敵地のファンは静まりかえる。2連敗から奇跡の3連勝で、リーグ優勝決定シリーズに進出だ。

「これまでと違って、少なくとも自分が貢献できたので、一番うれしいです。3連勝はみんなで力を合わせてじゃないと絶対に無理」

2連敗で迎えた第3戦で、田中が7回3安打無失点と起死回生の好投。チームを1-0勝利に導くと、流れが変わった。リーグ勝率1位(・630)で102勝を挙げたインディアンスは、昨季もワールドシリーズ進出を果たしており、下馬評は最も高かった。強敵を相手に、最後は敵地で一気の3連勝。この日、田中はスクランブル登板に備えて、一回からブルペンで待機。3番・グリゴリアスの2発や勝利のシーンを、いつもと違った景色から見届けた。

「周りの人が判断してください。『僕の投球で流れ変えましたよ』って、自分でそれいったらダサいっしょ」と笑った田中。今季3度目のシャンパンファイトでは、チームメートが田中を狙ってシャンパンを浴びせたように、地区シリーズを勝ち抜いた立役者だと誰もが認めている。

13日(日本時間14日)からは、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズが待つ。ニューヨーク・ポスト紙の関係者は、ローテーション投手を「第1戦グレイ、第2戦田中、第3戦セベリーノ、第4戦サバシア。先発で今一番信頼度が低いのはグレイだから、田中を第1戦という考えもできるけど、それよりも、田中を中5日で投げさせて、確実な勝利を得る方が重要」と解説した。

ナ・リーグでは、ダルビッシュ有と前田健太の両日本投手がいるドジャースが、リーグ優勝決定シリーズに進出。2人も地区シリーズで勝利投手となる活躍を見せた。田中とワールドシリーズで投げ合う、夢のような光景も浮かんでくる。

「やるしかない。時間は限られているかもしれないけど、その中で準備して試合に臨むだけ。今までのことは関係ない。しっかりと自分の投球をするだけ」と田中。2009年以来、8年ぶりのワールドシリーズ制覇へ。大一番のマウンドが続く。

ヤンキース・ジラルディ監督「1-0で勝った第3試合を振り返ると、素晴らしい投手対決だった。田中がすさまじい投球をした。チーム一丸となって戦っている」

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