ドコモが1枚でドコモと海外通信事業者の通信サービスが利用できるマルチプロファイルSIMを開発

ドコモが1枚でドコモと海外通信事業者の通信サービスが利用できるマルチプロファイルSIMを開発

  • @DIME
  • 更新日:2017/12/05

NTTドコモ(以下、ドコモ)は、オランダ・ジェムアルト社の技術協力のもと、通信サービスの利用に必要な電話番号や契約内容などの加入者情報(以下、プロファイル)を1枚のSIMに複数社分格納。渡航国や地域に応じて、プロファイルの切り替えが可能なマルチプロファイルSIM(以下、本SIM)を開発した。本SIMの開発について、複数の通信事業者が連携し、スマートフォンやタブレットでの音声通話やデータ通信など人の利用を想定したものは世界で初めてとなる。

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※アプレットとはSIMにおいて追加機能を実現するためのアプリケーションのこと

従来、海外駐在や留学など、海外に長期滞在される契約者が渡航先通信事業者の音声通話やデータ通信などのサービスを利用するためには、現地の通信事業者が提供するSIMに差し替えたり、レンタルしたスマートフォンを持つことなどで対応する必要があった。しかし、このSIMを手持ちのスマートフォンやタブレットに挿入するだけで、SIMを差し替えることなく、渡航先通信事業者の通信サービスを利用できる。

このSIMを利用することで、契約者は渡航先ですぐに家族などと連絡をとったり、インターネットに接続して生活に必要な情報を入手したりすることができるようになる。また、本SIMは、日本ではドコモのプロファイルを利用できるため、出国までの間や海外からの一時帰国時などにおいても、SIMを差し替えることなく、従来どおりドコモの通信サービスの利用が可能だ。

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ドコモとジェムアルトは、2016年2月より「コネクサス・モバイル・アライアンス」に加盟する通信事業者と本SIMの技術検証を進めてきた。先日、プロファイル切り替え機能の安定性が確認できたことから、利用者の利用環境における実用性を評価するため、2017年12月1日から2018年3月30日(予定)までの期間で、実証実験を実施する。

実証実験では、タイのTrueMove HとベトナムのVNPTを提携先通信事業者として、両国に支店や工場などがあり、駐在や出張などがある法人の契約者に本SIMを合計100回線(予定)利用してもらう予定。その結果、現地における社内システムへのリモートアクセスなど業務利用における使用感や、ネットワーク品質の評価を得て、2018年度内の本SIMのサービス提供開始をめざすという。

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文/編集部

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