箱根駅伝2021への懸念「選手は走るけど、沿道に来ないで」に従えない人々をどうするか

箱根駅伝2021への懸念「選手は走るけど、沿道に来ないで」に従えない人々をどうするか

  • 日刊サイゾー
  • 更新日:2020/11/20
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目の前にごちそうを出されても、手を出してはダメ──そんなことができるだろうか。

年初めの一大イベント・箱根駅伝の開催が決まった。予断は許さない状況だが、大会を主催する関東学生陸上競技連盟は、11月初めに第97回大会開催を正式に発表。公式サイトでは「あと○○日」と、カウントダウンが行われている。

「各競技が大会開催を見送る中、開催の是非が問われたのは大学駅伝も例外ではありません。三大駅伝の1つで、駅伝シーズン到来を告げる10月の全日本大学選抜駅伝、通称“出雲駅伝”は中止に追い込まれました。最も注目度が高い箱根駅伝についても、大会開催の可否が議論になりましたが、10月の予選会は自衛隊基地で無観客で開催し、無事に終了。来年1月2日・3日の本大会も開催予定です」(フリーのスポーツライター)

駅伝がほかの人気スポーツと大きく違うのは、競技が公道で行われること。ソーシャルディスタンスが確保しやすい状況ではあるが、“統制が取れない”という重大な問題がある。主催者は地域住民に対し、沿道で応援しないように呼びかけているが、そんなことが可能なのか?

「11月1日に開催された全日本大学駅伝(熱田神宮~伊勢神宮)でも、沿道での応援を見送るよう要請が出ましたが、天候に恵まれたこともあり、かなりの人が集まってしまった。箱根駅伝は注目度が遥かに高く、沿道付近に住む住民の数もファンの数もケタ違いです。それに、箱根駅伝はオフィス街がコースに含まれており、三が日とはいえ通勤の人もいるはず。“たまたまそこを通った人”なのか“箱根駅伝を見に来た人”なのかは判別できません」(週刊誌のスポーツ担当記者)

結局は「強制ではなくお願い」レベルの話。民度が問われることになるが、ライバルテレビ局に出入りする情報番組制作スタッフは、こんな“箱根潰し案”を聞いたという。

「箱根駅伝は例年日本テレビで中継され、瞬間最高視聴率が30%前後にも達するお化け番組。ライバル局は戦うのを諦めており、箱根駅伝の時間帯は再放送でお茶を濁しています。しかし、箱根駅伝が中止になれば話は別。そこで、『系列の新聞社と手を組んで、感染拡大の恐れがある箱根駅伝開催の是非を問うネガティブキャンペーンを仕掛けよう』と、ある幹部が口走ったのです。さすがに冗談だと思いますが、箱根駅伝は注目度が高い分、アンチも多いのでそうした意地の悪い意見が出てくる」(制作スタッフ)

出場予定の選手たちは、箱根に無事Go Toできるのだろうか。何よりも彼らの努力が無駄にならないよう願いたい。

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