「菅義偉首相が後ろ盾です」無免許運転、経歴詐称、そして不倫...都議たちの”華麗すぎる”疑惑と来歴

  • 日刊サイゾー
  • 更新日:2021/07/21

今週の注目記事・第1位「熱海『盛り土』所有者<名古屋の錬金術師>の正体」(『週刊文春』7/22日号)「『殺人盛り土』業者の『言い草』」(『週刊新潮』7/22日号)

同・第2位「自民『3回生』と外食チェーン首脳掟破りの5人飲酒会食」(『週刊文春』7/22日号)

同・第3位「西村康稔コロナ相、飲食店イジメ男の急所を撃つ」(『週刊文春』7/22日号)

同・第4位「この国はどこで間違えたのか/バッハ閣下の来日『狂騒曲』」(『週刊現代』7/24日号)

同・第5位「菅ゴリ押し美人都議に経歴詐称疑惑」(『週刊文春』7/22日号)

同・第6位「Kis-My-Ft2のポンコツと呼ばれた男 お泊まり愛直後大照れ交際宣言」(『フライデー』8/6日号)

同・第7位「リリー・フランキーとグラドル・園都 相合い傘デート現場」 (『NEWSポストセブン』7/15・16:00)

同・第8位「実母が初めて明かす三浦春馬の『遺影』悲劇から1年でも……」(『週刊文春』7/22日号)「『三浦春馬』を悼む『お墓』の行方」(『週刊新潮』7/22日号)

同・第9位「コロナ『勝ち組』『負け組』すき家が善戦、かっぱ寿司は一人負け!」(『FLASH』8/3日号)

同・第10位「五輪で<変異株の王者>が誕生する」(『週刊文春』7/22日号)

同・第11位「子育て情報サイト代表が32歳ママを不倫ポイ捨て」(『週刊文春』7/22日号)

同・第12位「コロナワクチン556人死亡徹底検証」(『週刊文春』7/22日号)

同・第13位「女性初『小池総理』への道ならぬ道」(『週刊新潮』7/22日号)

同・第14位「『大越キャスター』が語る『報ステ』抱負で『富川』の立場」(『週刊新潮』7/22日号)

【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

東京五輪開催が迫ってきた。だが、お祭りムードには程遠い。

いたるところに「五輪やめろ」の看板と少数だがデモ隊が出て、この国の国民がお祭りを歓迎していないことを訴えている。

いまからでも遅くない。即刻中止したらいい。だが、菅首相の耳には悪魔の囁き、「五輪が成功すれば、お前は首相を続けていられる」という言葉が頭の中に渦巻いていて、それ以外の言葉は耳に入らないのだ。

困ったものだが、その話はおいおいするとして、まずは新潮から。

NHKを辞めた大越健介(59)が、テレ朝の『報道ステーション』のメインキャスターになる。

新潮のインタビューに、
「第二の人生というほど、おおげさな断絶も感じていませんし、いままで通りの姿勢でやっていきたいと思っています。日々のニュースに神経を研ぎ澄まして取材を深め、できるだけ平易な言葉でお伝えする。そこに尽きると思います」

民放幹部は、抜群の安定感があり、彼が登場する10月上旬には解散総選挙があるから、もともと政治部出身だけにそちらにも強いから、視聴率争いでもリードできると話している。

だが私は先週も書いたように、NHKのような生ぬるい風土の中で育ってきた大越に、久米宏のような突っ込みや痛烈な批判力を期待するのは無理だろう。

まあ、お手並み拝見というところか。

ところで芥川賞と直木賞が決まった。『火定』を読んで以来、その才能を買っている澤田瞳子が『星落ちて、なお』(文芸春秋)で受賞したのは当然だろう。佐藤究の『テスカトリポカ』(KADOKAWA)は私には合わなかった。

直木賞2人というのはまだいいとして、未読なので失礼ではあるが、芥川賞の2作受賞というのはいかがなものか。純文学が書ける輝く才能が半年で2人も出るものか。出版社の都合、賞を与えれば売れるという思惑が表に出過ぎていないか。昨年下半期の宇佐見りんの『推し、燃ゆ』(河出書房新社)も、私は途中で投げ出した。直木賞受賞者には叱られるが、新しい才能を発掘して世に問う芥川賞をもっと大切にしてほしいと思う。

さて、小池都知事が再び、政局に顔を出しそうだと新潮が報じている。

東京五輪後に、無観客開催、IOCの連中のご接待費など、大幅に赤字になることが自明のことが、小池東京都と菅政権との間で、押し付け合いになることは目に見てえている。

だが、その負の“遺産”も小池は利用して、自分が国政に再び出るきっかけにしようとしているというのである。

私には到底信じられないことだが、永田町は魑魅魍魎の世界である。私が私がといい通した奴が、結局、漁夫の利を得るところなのだ。

小池にとって、こんな生きやすい世界はないのだろう。

秋の衆院選挙で菅自民党が過半数を割れば、小池政局になるというのである。

新潮に異を唱えるわけではないが、もしそうなったとしたら、日本の政治は「ご臨終」ということである。

ジジババの政治には区切りをつけて、能力は問わないが、新鮮な若い政治家が出てこなければ、本当にこの国は終わってしまう。

頼みのワクチン接種は、菅のポチになり切ってしまった河野太郎が、ワクチン供給量が足りなくなることを知りながら、1日100万回接種と無責任に押し付けたため、職場接種などの申し込みを受けられない事態となってしまっている。

ワクチン接種が滞っているのは、供給が間に合わないということがあるが、接種をしないという人の割合が高いというのも、接種が広がらない理由である。

だが、決してこれは、SNSなどが広めているデマや妄想からではない。

現代でも追及していたが、コロナ接種後の死亡者が多いこと、それがワクチンによる副反応なのか、それとは関係ないのかを、厚労省や国が明らかにしないことへの不満、不信が根底にあるからである。

文春によれば、7月7日、厚労省ワクチン検討部会で、80代の女性がワクチン接種後に亡くなったのは、「ワクチンが誘因になった可能性は否定できない」という報告がなされたという。

日本はアメリカやイギリスと比べて接種後の死亡率が高いわけでもないかもしれないが、政府や厚労省への不信感は、2国に比べればはるかに高いことは間違いない。

それを改選しない限り、接種をしない若い人はさらに増えると思う。

もうひとつ不倫の話を。日本最大といわれるそうだが、無料の育児情報誌を発行し、ウェブメディアでは約10万人の会員をもつ「リトル・ママ」の森光太郎社長(48)が、事実婚している女性と不倫の末に、ポイ捨てしたというのである。

月1回のペースでデート、食事、ホテルという定番コースで、彼女のほうが相手と別れて森と結婚したいと決断し、昨年12月頃に別件で連絡すると、「ずっと別れたかった。好きじゃなかった」と一方的に告げられたというのだ。

彼女は「(森の)奥さんには申し訳ない」と謝っている。

ママたちの子育てを支援する人間が女性を使い捨てにしたのでは、ママたちが黙っていないだろう。

予想通りといっては不謹慎だが、東京を中心にコロナ感染が再び拡大している。そこに世界中から各国の変異株が持ち込まれることは間違いないから、東京五輪ではなくコロナ五輪になり、文春のいうように「日本に集まった変異株の中で“王者”を決める勝ち抜き合戦が行われるのだ。(中略)強毒化し過ぎず、感染力には磨きがかかる――、それが五輪で誕生する“変異株の王者”の姿だ」。ニューヨークタイムズは「ゴジラ変異株」と名付けたが、笑い事ではない。

FLASHは、コロナ禍で外食産業も「勝ち組」と「負け組」がはっきりしたと報じている。ファーストフードでは、マクドナルドとケンタッキーフライドチキンが勝ち組だ。マックはスマホで注文と決済がほぼ全店ででき、ケンタッキーは元々テイクアウトの比重が高かったからだそうだ。

私が愛する牛丼部門では、私の行きつけのすき家がダントツの勝ち組だそうだ。回転ずしではスシローが好調で、かっぱ寿司が大不調。先日、高田馬場の「くら寿司」へ行ったが、入店した時間が早かったので空いていたものの、出てくると文字通り長蛇の列で驚いた。不況やコロナ禍では、やはり回転ずしが強い。ファミレス、居酒屋は軒並み売り上げ大幅ダウン。そりゃそうだろう、特に居酒屋は酒が呑めなければ。モツの煮込みとお茶ではな~。

俳優の三浦春馬(享年30)が亡くなってからもう1年が経つのか。

彼の死を悼む声は、若い女性を中心にますます広がりを見せている。一周忌になる7月18日には、所属事務所だったアミューズが「追悼サイト内に特別な場所を設ける」そうだ。

コロナ禍ということがありやむを得ないのだろうが、ファンたちにはもやもやしたものが残るに違いない。というのも、まだ、彼のお墓はもちろん、いまだに納骨もできていないというのである。

文春によれば、遺産を巡って実母と事務所側が一時対立し、さらに、今年の1月に、春馬が幼い頃に離婚した実父が亡くなったため、遺産分割協議が終わっていないこともあり、実母によれば、「もう少し心の整理をつけるまでお時間を頂ければ……」ということのようだ。

春馬は遺書も何も遺していなかったため、自死を選んだ理由がわからず、一時は謀殺説まで流れた。

それというのも、「亡くなる前日も夜十時まで撮影に臨み、主演の松岡茉優らと話し込んでいたという。いつもと変わらない三浦春馬だった」(文春)からだが、死を感じさせる何かは、遺された日記の中に散見される。

8月6日から公開される映画『太陽の子』で若き軍人を演じ、母親に最後の別れを告げるシーンがある。

「散る運命を背負いながら、家族の前では気丈に振る舞おうとする気持ちを考えると胸が痛んだ。だがそこに共通点というか胸が痛んだ」

この映画がクランクアップした約2カ月後の昨年の正月、親しく付き合っていた会社社長と靖国神社に初詣に行ったという。いい出したのは春馬からで、資料館(遊就館)に行って、特攻隊たちの家族に宛てた手紙を見たかったそうだが、心が重くなり途中で出てきたそうだ。

「毎日を大事に生きるということをすごく真摯に考えている人だと感じました」(『太陽の子』の黒崎博監督)。

私には26歳の若さで亡くなった歌手の尾崎豊に重なるイメージがある。先の会社社長によると、春馬はカラオケで尾崎豊をよく歌ったという。

尾崎豊が亡くなってから1年後、私は週刊現代で尾崎豊追悼特集を組んだことがあった。

発売された日の夕方、販売から電話があり、女子高生たちに現代がすごい勢いで売れていると聞かされた。尾崎はカリスマから伝説になった。

三浦春馬と尾崎豊はこれからも折に触れて、語り継がれていくことだろう。

イラストレーター、小説家、俳優と様々な顔を持つリリー・フランキー(57才)のデート現場をキャッチしたと、NWESポストセブン(7月15日 16:00)が報じている。

俳優としてのフランキーは存在感がなさそうで、不思議な役者である。私は知らなかったが、まだ独身だそうだ。

相合傘で寄り添って歩く2人の姿は、たしかに「長年連れ添った夫婦」みたいだ。その女性は、リリーより29才年下のグラビアアイドル・園都(28)だそうだ。

出会いは、「園さんがグラビアの仕事を本格化させた2016年頃に、仕事現場で一緒になったのがきっかけみたいです。仲のいい友人も交えて食事に行くようになって、二人で会うようになったのは2019年の終わり頃だとか。何度か“デート”しているみたいですよ」(園の知人)

園は直撃に、交際を否定したが、笑顔はどこか幸せそうだったという。

さて、ジャニーズ事務所に「Kis-My-Ft2」というグループがある。そこの横尾渉(35)は、歌がヘタ、演技もイマイチ、滑舌が悪いと三拍子そろっていて、後輩のジュニアたちからも「なぜキスマイに入れたのだろう」といわれるくらいの“ポンコツ”だそうだ。私はこういうの、好きだな。

その横尾が住んでいるタワマンに、キャミソール風のワンピースを着た女性と入っていったとフライデーが激写と共に報じている。

直撃に横尾は、何ともいえないが、「正直、(フライデーされるのは)初めてのことなので驚いていまして」とジャニタレとしては初々しい。持っていたペットボトルを記者に差し出したそうだ。フライデーも思わず「こんなに腰の低いジャニーズアイドルがいただろうか」と感心しきり。横尾は最後に、
「もう35歳にもなりましたし、そんな中途半端な気持ちでないということだけは知っておいてほしいかな、と」

彼女は芸能人ではなくOLで、交際は4年目になるそうだ。“結婚できない中年男”中居正広のようにはなるなよ!

都民ファーストの会の木下富美子都議が、投票2日前に車を無免許で運転して事故を起こしていたことを党に報告していなかったことが発覚し、議員辞職勧告決議案が可決される見通しだという。

呆れた都議がいたものだと思ったら、今度は、世田谷選挙区で当選した自民党の土屋美和都議に、経歴詐称の疑惑があると文春が報じた。

土屋は「後ろ盾は菅首相です」が売りで、たしかに選挙中は菅の秘書や市議、県議が中心となり、「まるで菅事務所」(選対関係者)のようだったそうだ。

経歴もきらびやかで、世界屈指のビジネススクール「ニューヨーク大学経営大学院」を修了していると経歴に書いているという。

だが、文春が当該の大学院に学歴紹介すると、「授業を受けていた記録はない」と回答が来て、卒業単位に含まれない別の学部の授業を受講していたことが判明したというのである。

それ以外にも、時事通信社の金融専門放送のアナをしていたことも、事実とは異なるようだ。そのうえ昨年11月に世田谷に住民票を移したが、その住所に住んでいるのは別の夫婦だったという。これが事実なら当選無効だな。

同じ選挙区で当選した自民党の小松大祐都議には、結婚していることを隠して不倫していたことが発覚したという。おまえら、東京都民をバカにしてるのか。

このところ腹の立つことが多い。IOCのバッハ会長が橋本聖子組織委会長と会った際、「最も大事なのは日本の国民」というべきところを「中国の国民」といったという。「バッカ会長」と改名すべきだ。

大谷翔平のオールスターでの活躍は目を見張るものがあった。だが、スポーツ専門チャンネルESPNのコメンテーターが「大谷は英語を話せ」といった。人種差別だと批判が広がり謝ったが、コヤツに野茂英雄の言葉を教えてやれ。野茂が訪米するとき、記者から「英語を話せなくて大丈夫か」と聞かれ、「僕は野球をしに行くので英語を話しに行くわけではない」。

そんな怒りを一気に鎮めてくれ、笑わせてくれる歌がある。諸兄はとうにご存じだろうが、YouTubeで公開されている「やるんか東京」(https://www.youtube.com/watch?v=Rtv_5IOUWLs)がそれだ。

「自粛時間に耐え抜いた 国民の努力が花開く頃 観客の波と共に訪れる コロナの気配に振り向けば またまた広がる感染者 やるんか東京 やるんかオリパラ そのあと知らんで コロナがどうなるか」

日本には珍しく風刺のきいた歌だ。菅首相が聞いたら頭を抱えるだろうな。

現代でノンフィクション・ライターの森功が、話題のIOCのバッハ会長の「ぼったくり男爵」ぶりが酷いとリポートしている。

彼が宿泊しているのは、虎ノ門の「The Okura Tokyo」の1泊250万円のインペリアルスイートルームだそうだ。

だが、バッハが払うのは最大で1泊4万4000円までだから、その差額は日本側が払う。

泊まるだけではなくバッハは、あくまで森のリポートによればだが、室内の調度品もすべてIOC御用達に替え、料理人も国から連れてきているというのである。オークラ側は、客のプライバシーに関わるとして答えてはいないが。

だがバッハという男、いかにもそういうことをやりそうな人品骨柄ではある。

その上、バッハは国賓でもないのに、天皇に謁見させろとゴネているという。宮内庁は突っぱねているというが、バッハはWHOのテドロス事務局長が開会式に国賓として来日する際、一緒に陛下に挨拶したいと言い出しているそうだ。

宮内庁は困惑しているそうだが、私は天皇はバッハに会わないと思う。なぜなら、開会式に皇后を出席させなかったからである。表向きはコロナ感染の危険があるという理由のようだが、これは、天皇皇后がコロナ禍の中で東京五輪を強行することを危惧しているからではないか。そう考えるからだ。

組織委によれば、今年の3月時点の東京五輪の経費は1兆6440億円になり、その中でIOC幹部たちの「おもてなし」代を含めた大会運営費が7310億円にもなる。このままいけば3兆円を超えるのではないかといわれるが、そのツケは必ず国民に回ってくる。

バッハの前で、「やるんか東京」を大合唱してやりたい。

さて、日本中の酒呑みたちの怒りを買ってしまったのが、西村康稔経済再生相である。

7月8日に4度目の緊急事態宣言を発令した時、休業要請に応じない飲食店に対して、金融機関から融資をしないなどの圧力をかけてもらう主旨のことを言ったのである。

しかも、文春によれば、8日には酒類の販売業者団体に内閣官房新型コロナウイルス感染対策推進室と国税庁酒税課の連名で、「酒類の提供停止を伴う休業要請等に応じない飲食店との酒類の販売停止について」という文書が出ていたというのだから、西村個人の単なる思い付きではなく、菅首相も了解していたことは間違いない。

西村は常々、「感染拡大を防ぐためにとにかく酒の提供を止めなければならない」と主張していたという。先の文書も、国税庁は「無理だ」という認識だったのに、西村が激怒して「取引停止」という強い文言を入れざるを得なかったそうである。

西村の暴言に対する反発が広がり、あわてて謝罪したが、野党からは大臣を辞任せよという要求も出てきたため、菅首相は、自分は承知していなかったと火消しに大わらわだが、下戸で酒飲みの恐ろしさを知らない首相の限界である。

なぜ、それほどまでに酒を呑むことを憎むのだろう。居酒屋でコロナに感染するよりも、家庭で感染する率のほうがはるかに多いというエビデンスを無視してまで、酒を悪者にしたいのはなぜか。西村は過去に酒で大失敗したことがあり、以来、酒を憎むようになったのではないかと考えたくもなる。

彼は将来、首相の座を狙っているといわれるそうだが、酒呑みを敵にしたら可能性はゼロだ。いいことを教えてあげよう。緊急事態宣言下でも、ひとり酒だけは認めることにしなさい。本当の酒好きはひとり静かに呑むのが好きなんだ。そうすれば、店も酒呑みも両方喜ぶ。「善政」とはそういうことだ。

ところで、7月17日、土曜日の午後5時半、神田神保町にある「ランチョン」に行ってきた。

ここの創業は明治42年(1909年)だから、今年で112年になる。洋食屋というより、私には古き良き時代の香りを残すビアホールといった雰囲気の名店だ。

私が編集者時代、作家と打ち合わせをしたり、古本屋を覗いた後の夕暮れ時、ひとりでジョッキのハーフ&ハーフをあおったものだった。

そんな名店もコロナ禍で苦しんでいた。

SponichiAnnex(4月25日 05:30)にこんな記事が載っている。

「東京・神保町で創業112年の老舗ビアホール『ランチョン』の4代目マスター、鈴木寛さん(56)は『基本的に要請に従って酒類を提供せずに時短営業をしたいと考えているが、周囲の対応を見ながら最終的に判断する』と迷いを見せた。
酒類を提供しない営業に切り替えた場合、75年ほど続いたビールの提供が途絶えることになる。『戦時中はビールが配給だったこともあり提供できない時もあったかもしれないが、戦後はなかったのではないか』と語る。
代々ビールを注げるのはマスターだけ。客の多くが熟練の技術で注がれた絶品のビールを目当てにやってくる。『お酒を提供できなければ正直苦しい。来月11日まで何とか耐えるしかない』と顔を上げた」

そこに7月7日、4度目の緊急事態宣言が発令された。マスターの鈴木は決断し、7月15日にツイッターでこう呟いた。

<神保町ランチョン★20時閉店★さまざまなご意見おありだと思いますが、お酒もお出ししての営業を決めました>

心無い嫌がらせもあるかもしれない。菅首相や西村担当相、小池都知事のように、コロナ感染拡大の根源は酒にありと、確たるエビデンスもないのに酒や酒呑みを取り締まろうとしている連中の手先になって、お上に密告する輩がいるかもしれない。

「ランチョン」の決断を無にするな。こういう時こそ三代続いた江戸っ子でガキの時から酒呑みの出番だと、なけなしのカネを懐に駆け付けたという次第である。

もっともここで何度かビールを呑んだというだけだから、向こうは私のことを何も知らないのだが。

雰囲気のある階段を上がって席に着く。個々のテーブルにパーテーションはないが、席と席は十分に間隔をあけている。7割ぐらいのテーブルが埋まっている。

ピルスナー・ウルケルのミルコを頼み、つまみにニシンのマリネ、エスカルゴ、エビフライ。ピルスナーのやわらかな泡が33度の猛暑をくぐってきた体を静かに冷やしてくれる。

私と同じように至福の時間を味わいたい人たちで、18時過ぎにはほぼ満席になった。

東京五輪を無理やり開催したい菅首相は西村担当相を操り、酒を提供する飲食店への締め付けを強めている。

そんな中、100年以上続いている老舗が「酒を提供する」と公表したインパクトは、西麻布の権八などを運営するグループとは比べものにならないほど大きい。

決断するまでは相当悩んだことであろう。だが、酒を楽しみたいという人間たちに、安心して呑んでもらう空間を提供するのは、飲食店の使命だと腹をくくったのであろう。

これを機に、こうした老舗がもっと出てきてほしいと思う。お上のつじつまの合わないでたらめな政策で、呑兵衛たちの聖地が次々に消えていくのは、身を切られるように辛い。

帰り際にマスターに、「嫌がらせはない?」と聞いた。「ないですね」とマスター。「繁盛しているね」と私。「これまではこんなものじゃなかったですね」とマスター。

呑む側も、提供する側も、感染対策をし、節度を守る。為政者が自分都合のハンマーばかり振り回してもダメなのだ。ダンスを踊れる場所もなくては、人間は生きていても楽しくはない。

外から見る「ランチョン」は夕暮れ時と相まって、緊急事態宣言下のオアシスのようだった。

さて、西村大臣は、文春が報じている自民党穴見陽一衆議院議員(51)の「外食産業トップ5人のロング飲み会」には怒り心頭だろうな。

7月8日、西村が問題発言をし、菅首相が4度目の緊急事態宣言を発令している時刻に、穴見がJR大崎駅のビルにある和食居酒屋の個室に入っていった。

そこには外食産業のトップ4人がいた。「モズバーガー」などを展開するモスフードサービスの櫻田慧会長。この日の和食店もここが経営している。

「ロイヤルホスト」などのロイヤルホールディングスの菊地唯夫会長。「和食さと」などのSRSホールディングスの重里欣孝会長。海外の食品を扱うマーケット・メイカーズ・インクの福田久雄副社長。

穴見もファミリーレストラン「ジョイフル」の代表取締役会長で、妻が社長だそうだ。この5人、20時まで飲み食いしていったという。

これだけでも自粛破りで厳罰だが、その上、文春によれば、業界の圧力が功を奏して、大飲食チェーンにも協力金(一店舗当たり1日上限20万円)が出ることになったから、文春調べによると、4人のチェーン店がこれまで受け取ったコロナ関連の協力金や助成金の合計は、決算資料に記載がある分だけでも約59億円にもなるというのである。

当日の櫻田の店も東京都に協力金を申請していることが分かり、2人以内、90分以内を守っていなかったから、「“要請破り”を隠して協力金を申請すれば詐欺罪成立の要件になりうる」(落合洋司弁護士)そうだ。

バカを見るのは私のように自粛要請を守り、家でカミさんと顔つき合わせて酒を呑んでいる正直者ばかりである。今夜は深夜まで酒を出す居酒屋を探して、浴びるほど呑んでみようか。だが先立つものがないという難題がな……。

さて今週の第1位は、先週に続いて熱海で起きた土石流災害の原因を追及している新潮と文春。

静岡県熱海市で起きた土石流災害は、今日の時点(7月20日)で死者は19人、行方不明者は10人。

先週の新潮は、この大災害が「人災」ではないかと指摘したが、今週は文春、新潮がともにこの問題の責任がどこにあるのかを追及している。

問題を整理すると、伊豆山地区の盛り土の責任者と見られる2つの会社がある。文春によれば、2006年に最初にこの土地を購入して造成をしたのは神奈川県小田原市にある不動産管理会社「新幹線ビルディング」だという。

翌年、ここは谷地に土砂を運ぶための申請を熱海市に行ったが、「申請とは異なる開発や、産業廃棄物が投棄されていることなどが発覚。県や市から度々指導を受けていた」(文春)そうだ。

盛り土をする場合、30~50センチの土を被せる度に土を固める作業を行うのだが、それをせずに山の上からバンバン土を落とし、さらに、ユンボなど20トン級の重機を3台くらい埋めてしまったというのである。

「プラスチック片などの産業廃棄物を入れているので、あの土地は豆腐みたいに柔らかかったんです」(造成に関わった土木関係者)

この時点で、なぜ県や市は、指導ではなく介入しなかったのだろう。その後、こうした問題だらけの土地ばかり漁っている人物が現れたのである。

2011年に、この土地を含む約40万坪という広大な伊豆山一帯を買ったのは、麦島善光(85)という人間だそうだ。

彼は、経営難の会社や二束三文の土地を買い取り、カネを生み出していくのがうまい人物で、“名古屋の錬金術師”といわれているという。

22歳で「麦島建設」を設立し、その後「ユニホー」という不動産会社を立ち上げ、M&Aなどで事業を拡大して、「ZENホールディングス」をつくり、年間売り上げは800億円にもなるそうだ。

ここは脱税、所得隠しなどで逮捕されたり追徴課税されているが、それは省略する。

重要なのは、この2つの企業に今回の大災害について何らかの責任を問えるのかどうかということである。

新潮は、いい加減な造成をした小田原市にある会社の社長を直撃している。雲隠れしているようで、知り合いのところに電話をして、「カネを貸してほしい、逃げるカネがない」といっていたという。

当人は「逃げているわけではない」というが、友人には、「『10年前に売った土地で、それ以来、全く現場には行っていない。現在の所有者はこれまで何をしてきたのか』『盛り土があると分かっていたはずで、その証拠もある』」と、責任転嫁しているという。

麦島のほうは、代理人の弁護士が文春に対して、被害者の方たちにはお悔やみ申し上げるが、「現時点ではそれ以上のことは申し上げられません」というだけ。

これを読む限り、こうした悪質な業者を野放しにしてきた県や市も責任を免れることはできまい。

まさに「複合人災」とでもいいたくなる今回の大災害だが、亡くなった人たちを弔うためにも、再びこうした“人災”を招かないためにも、責任の所在の徹底究明と被災者たちへの補償問題を早急にやらなければならないこというまでもない。

まずは現代からいこう。

「大竹省二の撮ったおんなたち 岡田奈々、佐久間良子、松坂慶子」。やはり松坂慶子はいいな。目の輝きが素晴らしい。

「工藤里紗、あのアイドルが、11年ぶりに登場」「現役OLはEカップ、宮崎リン、こんなヘアヌード見たことない」。この2人とも、なかなかいい。眼福という言葉を思い出した。

袋とじは「斉藤慶子、還暦記念、信じられない美ボディを独占撮り下ろし!」。懐かしいね。JALのキャンペーンガールで出てきたときは目を見張ったほどきれいだった。あれからずいぶん経った。還暦か。だが、あの頃と少しも変わっていない顔と身体。いや~ご立派。結婚したんだろうな。子どもは? これだけの努力を人は運という。慶子ちゃんはえらい!

お次はポスト。

前半は「竹中直人×MEGUMI『六月の奇子』-誌上エロティック・ムービー」。竹中って人、写真を撮っている姿も可笑しいね。

「小西桜子、女の極彩色-俳優・永瀬正敏が令和の本命女優とフォトセッション」「菜乃花、Iカップの愛-トップ巨乳グラドルのデビュー10周年セクシー」

袋とじは「美女アスリート全裸大運動会2021 望月あやか、皆川るい、松本菜奈実」

「なをん/美人保育士がヌードになった理由…小鳩麦」

お次の袋とじは「小田飛鳥、天女裸舞-話題沸騰の女優が魅せた令和最高のヘアヌード」

どちらもなかなかの粒ぞろいだが、やはり、ヌードではないが、斉藤慶子ちゃんに目が釘付けになったから、今週は現代の勝ちだな。

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