サッカー元日本代表の本田圭佑（36）が18日、大阪府東大阪市の近大キャンパスで行われた卒業式にシークレットゲストで登場。約6000人の卒業生に、熱き激励メッセージを送った。
＜近大卒業式＞シークレットゲストとして登場した本田圭佑は学生たちに熱いエールを贈る（撮影・井垣 忠夫）
大歓声で迎えられた本田は、夢を実現するためのプロセスなどを熱弁。「人はいつか必ず死ぬ。どうせ死ぬんなら、やりたいことをやった方がいい。そう思えば、しょうもない悩みも吹き飛ぶ」と社会へ一歩踏み出す若者に“らしい”言葉を贈った。
水を打ったように静かだった会場に笑いが起きたのは、スピーチのラスト。「（打ち合わせで）きょう、どれくらいスピーチの時間をいただけるのですか、と聞いたら、“15分です”って言われたので、“じゅ、じゅうごふん?”って言ったんですけど…」とW杯カタール大会の解説で、「な、ななふん?」と絶叫し、話題を呼んだフレーズをセルフカバー。硬軟織り交ぜた語りで、最後まで聴衆を引きつけていた。
