名門トムスで苦闘するジュリアーノ・アレジ、今は“我慢の時”?「小さな一歩を積み重ねることが重要」

名門トムスで苦闘するジュリアーノ・アレジ、今は“我慢の時”?「小さな一歩を積み重ねることが重要」

  • motorsport.com 日本版
  • 更新日:2022/08/05
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2022年から日本国内最高峰カテゴリーのスーパーGT(GT500クラス)とスーパーフォーミュラに共にトムスからフル参戦しているジュリアーノ・アレジ。元F1ドライバーのジャン・アレジと後藤久美子を両親に持つこともあり大きな期待と注目に晒される中でシーズンを迎えたが、ここまで少し苦戦気味となっている。

スーパーフォーミュラでは10戦中6戦を消化し、入賞1回でランキング20番手。ランキング4番手につけるチームメイトの宮田莉朋とは対照的なリザルトとなっている。先日の第6戦富士では上位入賞を狙えるポジションで走行しながらも、ピットストップの際にギヤが2速でスタックする不運にも見舞われた。

一方スーパーGTではここまで3レースを終え、第2戦富士で2位に入るなどランキング7番手につけているが、相方でありタイトルホルダーでもある坪井翔のペースに追い付こうとしている最中だ。

ここまでのシーズンを振り返るように言われ、開口一番「あっという間だった」と語るアレジ。さらにこう続けた。

「僕はスーパーGTとスーパーフォーミュラの両方で結果を残すことだけに集中してきた。リザルトという点ではあまり良くなくて、チームも僕ももっと良い結果を目指している。ただ、何よりもラップタイムを上げられるか、特に安定性を保てるかという点が重要なんだ」

「僕は希望を失っていないし、今も自分は良い結果を残せるという自信がある。トムスはこれまでも常に勝利を目指してきた。今の僕たちも勝てるパッケージがあると思っているけど、あとは全てをまとめ上げることが必要だ。いつも何かが噛み合わなくて、それが結果に影響している。これからも頑張り続ければ結果は必ず出ると思っている」

今週末は富士スピードウェイでスーパーGTの第4戦が行なわれる。坪井のペースには近付けているかと尋ねられたアレジはこう答えた。

「ああ、少なくともレースペースはね」

「予選ではまだ何か足りないような気がしていて、(新品)タイヤのフィーリングも関係していると思う。ただレースペースはどんどん良くなっているように感じる」

またアレジは残りのシーズンの目標については、今後の状況がどうなるか分からないので何とも言えないとしながらも「スーパーフォーミュラでは上位入賞、もしくは表彰台。スーパーGTではその時その時の力を最大限に発揮して、優勝争いをすること」だとした。

名門トムスでのトップカテゴリー参戦、そして地名度の高さも相まって、アレジにかかるプレッシャーは相当なものだろう。優勝といった好成績を残せばそういったプレッシャーからは解放されるのかと問われたアレジは、状況を変えるためにはひとつひとつの積み重ねが重要だと語った。

「確かに(好結果を残せば)気分は良いだろうけど、それで全てが変わるかどうかは分からない」

「小さな前進を続けることが重要になってくると思う」

Jamie Klein

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