ボランチ、アンカー、インサイドハーフ、覚えておきたいサッカーのポジションとそれぞれの役割

ボランチ、アンカー、インサイドハーフ、覚えておきたいサッカーのポジションとそれぞれの役割

  • @DIME
  • 更新日:2021/04/06
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サッカーには大きく分けて、4つのポジションがある。ゴールキーパー(GK)、ディフェンダー(DF)、ミッドフィルダー(MF)、フォワード(FW)という名称はサッカー初心者の方でも一度は耳にしたことがあるだろう。

しかし、その4種類のポジションの中でも、役割や配置によってそれぞれの呼称がある。例えば、一概にMFといっても、「ボランチ」、「トップ下」、「サイドハーフ」、「アンカー」、「インサイドハーフ」といったようにMFの中でも多様な呼称(役割)があり、初心者にとっては少し分かりづらいだろう。しかし、この呼称(役割)を覚えることで、サッカーというスポーツに対する理解は一段も二段も深まり、サッカー観戦の面白さが増すのは間違いない。

そこで今回はサッカーのポジションごとの役割を分かりやすく紹介していく。

サッカーポジションとフォーメーション

サッカーは先発選手11人同士で競うスポーツ。GKは必ず1人と決まっているが、それ以外のポジションの人数は、チームの戦略や状況によって変わってくる。

「4-4-2」や「3-4-3」などのように表記されるフォーメーション(システム)は各ポジションの選手数を表しており、GKを除いて、DF→MF→FWの順番に表記する。※「4-4-2」の場合はDFが4人、MFが4人、FWが2人となる。

サッカーのポジション一覧

ここからはポジションごとの役割を一覧にして、紹介していく。

※フォーメーション図①は「4-2-3-1」の場合、フォーメーション図②は「4-3-3」の場合。紫がGK、青がDF、黄がMF、赤がFWになる。

●フォーメーション図①

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●フォーメーション図②

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ゴールキーパー(GK)

ゴールキーパー(GK)は、フィールド上で唯一手を使うことが許されている選手。自チームのゴール前で、手や身体全体を使い相手選手からゴールを守ることが主な役割である。一方で、近年は世界的にGKにも足元の技術(テクニック)が求められるようになっており、ただゴールを守るだけでなく、足技やパスの上手さも評価基準になっている。

日本代表では川島永嗣(ストラスブール/フランス)が2010年の南アフリカW杯から18年のロシアW杯まで、3大会連続で正GKとしてゴールを守っている。

ディフェンダー(DF)

ディフェンダー(DF)は文字通りゴールを守る、そして相手からボールを奪い自チームの攻めにつなげるのが主な役割である。また、DFの中でも大きく分けると、センターバック(CB)とサイドバック(SB)という2つの役割がある。

CBは主に自陣のゴール前にポジションを取り、守備の要となる存在。SBは相手のボールを奪って、攻撃が始まった際にはタッチライン沿いを駆け上がり攻めに参加するなど役割は様々。アップダウンを繰り返すため、スピードと持久力が求められる。

CBの有名選手としては、現在日本代表のキャプテンを務める吉田麻也(サンプドリア/イタリア)。“ボンバーヘッド”の異名で親しまれた中澤佑二(2019年に引退)などが挙げられる。SBは、10年以上日本代表の“不動の左SB”として君臨し続ける長友佑都(マルセイユ/フランス)、昨年限りで引退した右SBの内田篤人など。

ミッドフィルダー(MF)

ミッドフィルダー(MF)は主にフィールド上の中盤に位置する選手。MFは多くの場合、3人~5人で構成されるが、その中でも前方で主に攻撃の役割を担う「攻撃的MF」、その後ろで守備的役割を担う「守備的MF」の2種類に分けられる。

それをさらに役割ごとに細分化した呼称が「トップ下」、「サイドハーフ」、「インサイドハーフ」、「ボランチ」、「アンカー」などと呼ばれるものである(それぞれの配置は上記のフォーメーション図を参考にしてほしい。

日本は特にMFに優れた選手を数多く輩出しており、中田英寿(2006年に引退)、中村俊輔(横浜FC)、小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)、遠藤保仁(ジュビロ磐田)、本田圭佑(ネフチ・バクー/アゼルバイジャン)、香川真司(PAOK/ギリシャ)、久保建英(ヘタフェ/スペイン)…といったように枚挙にいとまがない。

アンカーとボランチは違うのか?

大きく分ければ同じ「守備的MF」に分類される「ボランチ」と「アンカー」。その違いに関しては正確に線引きされているわけではないので、混同して表現されることもしばしばある(役割は同じだが、単純に呼称だけが違うという説もある)。

「ボランチ」はポルトガル語で「舵=volante」という意味であり、文字通りチームの舵取り役を任される。主に「4-4-2」や「4-2-3-1」など守備的MFが2人並ぶ場合の呼称として(日本では)使われることが多い。

一方で、「アンカー」は一般的に守備的MFが1人の場合に使われることが多く、MFとDFの間のスペースを埋めるようにプレーするのが主な役割である。

フォワード(FW)

フォワード(FW)は前線で得点(=ゴール)に絡む攻撃的な役割を果たすことが主な役割である。その中でも、センターフォワード(CF)は相手ゴールに最も近いポジションでプレーするポジションで、とにかく得点を奪うことが求められる。ウィング(WG)はサイドの高い位置にポジションを取る選手で、相手サイドを突破することが大きな役割。多くの監督がこのポジションに求めることは1vs1で突破することになる。

現在、日本代表のCFを担うのは大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)。ロシアW杯での活躍も記憶に新しいだろう。

ポジションによって背番号が決まる?

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ポジションによって背番号が必ず決まるわけではないが、「9番はFW」といったように一般的に浸透しているイメージのようなものはある。

ただし例外として、「1番はGK」と唯一定められていることが多いので、これは覚えておいてほしい(国やリーグによっては一部例外あり)。

Jリーグの規約では背番号に関して、「選手番号は、0は不可とし、1をゴールキーパー、2~11をフィールドプレーヤーとする。12以降はポジションと無関係とし、50までは欠番を認める。ただし、51からは連番で番号をつけることとし、欠番は認めない」と定められている。

【参考】Jリーグ規約・規程集 2021

適正ポジションを見つけるには?

これまで紹介してきたように、サッカーには多くのポジションがあるので、実際に自分がプレーするとなったときには「どこが適正ポジションなのか?」と思うこともあるだろう。

一概に判断することは難しいが、GKやCBは一般的に高身長の選手が多く、サイドでプレーする選手はスピードが必要といったように役割に応じて、“適正”が見えてくることもあるだろう。サッカーにおいて、必ずしも“正解”はないが、ポジションやその役割について理解を深めることで、サッカーの見方が大きく変わるのは間違いない。

※データは2021年3月中旬時点での編集部調べ。
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文/praia

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